【スレイヤーズ5巻・6巻】レビュー欄でバトルを開始する海外の人たち - 海外の反応 カレー語 -華麗なる誤訳-


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【スレイヤーズ5巻・6巻】レビュー欄でバトルを開始する海外の人たち


前回、前々回に続き、小説『スレイヤーズ』の海外の反応です。

関連記事:【スレイヤーズ1巻・2巻】ライトノベルの金字塔は海外でも受けたか?
関連記事:【スレイヤーズ3巻・4巻】「キャラに魅力がないからアニメ版で削られたのは仕方がない」若干1名扱いの酷い海外の反応


今回は5巻・6巻。
ゼロス、デモンズブラッド、更にリナの新しい隠し球が登場する内容盛りだくさんの5巻は、筆者のお気に入りでもあります。
6巻の、まさかと言うラストにも、虚を衝かれたのをよく覚えています。

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『スレイヤーズ5巻:白銀の魔獣』海外の反応


評価:★★★★☆
ゼロス、マゼンダ、そしてザナッファー。なんってこった!


第5巻は、アニメで描かれなかった初めての巻だ(訳注:レビューは2006年時点のもの。その後、アニメ『スレイヤーズR』で映像化されたようです)。
いくつかの設定とキャラクターは別の形でアニメに登場している(ザナッファーは1期で。ゼロスとマゼンダは2期で)。

ストーリーに関して話すと、リナ、ガウリー、アメリアは赤眼の魔王・シャブラニグドゥを崇拝するカルト教団に襲撃を受けるところから始まる。
リナは、マゼンダという名の強力な女魔導師に魔力を封じられ、その封印を解くにはマゼンダを倒すしかない。
使い物にならなくなったリナは撤退を余儀なくされ、ガウリーが残って時間を稼いでいる隙にアメリアと逃走する。

しかし、リナは再度捕まりそうになり、ゼロスという名の強力なプリーストに助けられる。
ゼロスはとてつもない魔力を持っており、リナは彼から「デモン・ブラッド」という魔力増幅器を買い叩き、ついでに共闘態勢を得る。
彼はマゼンダが魔王を崇拝するカルトのリーダーだと聞いた時、いくらか動揺したようだが、即座にマゼンダの打倒と、異界黙示録(魔族に関する全ての知識を記録していると言われる書)の写本の入手を目標と定める。

ゼルガディスもまた、ゼロスを出し抜き写本を手に入れるべく、リナ一同に合流する。
しかしカルト教団が写本を手に入れ、それを元に魔獣ザナッファーを創り上げたことで、恐ろしい事態を迎えることとなる。
リナは魔力を取り戻せるのか?
ガウリーはパーティに戻ってこられるのか?
そして、ガウリーと光の剣のない状態で、一同はザナッファーを倒すことができるのか?

アニメ版『スレイヤーズ』ファンにとって、新しいエピソードとなる、この小説は興味深いものになるだろう。
小説4巻のテーマ(なぜ魔族がリナをつけ狙うのか)が、この間では取り扱われていなかったのは残念だ。
アニメファンは、ゼロスとマゼンダが何者なのか知ることになるだろうが、それはこの巻でではない。
また、マゼンダの役割がさほど重要なポジションではなかったのも残念だ。

しかし、その一方で、ゼロスはより興味深いキャラとなった。
『スレイヤーズNEXT』より『スレイヤーズTry』のゼロスっぽい。
リナですら成し得なかった呪文(ブラスト・ボム)を駆使する彼の巨大な力が、よく表現されていた。
リナはアニメ版ほどには、目を見張るものではなかったが、彼女が容易に新しい呪文(ゼロスから買った魔力増幅器やブラスト・ボム)を覚えられるという事実は、彼女の天賦の才を表している。
彼女がすでに「ラグナ・ブレード」の呪文を習得していたのは興味深い。
また、以下にして禁断の魔術「ギガ・スレイブ」を習得したかが明かされたシーンも本当に興味深かった。

TokyoPopは今回も日本語の敬称をうまく訳せず、ミスター、ミス、マスターなどを多用している。
それまで「Dark Lord」としていた訳が「Demon Load」に変わっていた。
より良い訳になったとは思うが、なぜ今更になって変えたのか?
子供向けにアピールした翻訳するために、調子を和らげるのが目的ではないかと思っている。

結論:この小説をとても楽しんだが、それでも米国の一般的なファンタジー小説が持っているような深みが欠けている。
この巻がアニメになったとしても6話分にもならないだろう(1巻は9話使った)。
しかし、『スレイヤーズ』ファンや、気軽に読める小説が好きな人なら買う価値がある。



評価:★★★★★
Good!


私の妹がすごく気に入ってたわ。
素晴らしい本よ。よく書かれてる。素晴らしい作者。ワクワクする。楽しい。子供が喜ぶ。


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『スレイヤーズ6巻:ヴェゼンディの闇』海外の反応


評価:★★★☆☆
ほぼ穴埋め回


この『スレイヤーズ』第6巻でも、リナ、ガウリー、アメリア、ゼルガディスは行動を共にしている。
アサッシン・ズーマの再登場だ。
しかも、以前失った両腕が復活した状態でだ。
しかし、ゼロスが現れたことで彼は撤退し、その際リナに対して「ヴェゼンディに来なければ誰がか死ぬことになる」と警告する。

ヴェゼンディに着くと、ラドックという名の裕福な商人が「リナとその一同を雇わなければ死ぬことになる」と、ズーマから脅迫を受けていることが判明する。
リナはその仕事を受けるが、魔族セイグラムが下級魔族と共に現れ、事態は混迷を極める。
多くのものから命を狙われ、リナは彼女自身、そして依頼者を守り抜けるのか?

既刊6冊の中で、一番つまらなかったと言わねばなるまい。
実際、作中でただ一つ面白かったのはエピローグだけだ。
リナとゼロスの間で、アニメファンなら既に知っているだろう、とても興味深い会話が交わされる。

しかし、ズーマとセイグラムの双方に対して解決が見られたのは良かった。
ただ、彼らがリナを亡き者にしようとしているのを見るのは退屈だった。
リナと仲間たちの多くのバトルシーンが見られる。
しかし、キャラクターの成長のようなものは見られない。
リナはいくつかの新しい魔法を見せたがそれだけだ。
キャラクターの深堀に使うだけのスペースがなかったため(その分をエピソードに割いている)、退屈な穴埋め回となってしまっている。

TokyoPopは前回まであったあとがきを今回は削っている。
楽しみにしていたので残念だ。
知らない人のために言っておくと、「L様」はリナのような嫌な奴を演じている、ロード・オブ・ナイトメアだ。

日本語の敬称はやはり使われていない。
翻訳者のJeremiah Bourqueと話して、なぜ彼が日本語の敬称を使わないのか理解したが(彼は漫画『まほろまてぃっく』ではそれを使っている)、それでもやはり私はそれを使うべきだったと思う。

これを書いている時点(2006年2月)では、この巻がTokyoPopがライセンス契約を持っている最後の巻だ。
つまり、第一部の残り2巻(そしてそれに続く巻。全15巻となっている)は、すぐには英語版が発刊されないということだ。

結論:既刊の中では一番つまらないが、エピローグは良かったし、7、8巻に対してのお膳立てをしている。
TokyoPopが残り2巻のライセンス契約を結ぶことを期待しよう。



評価:★★★★★
素晴らしい本


※訳注:上記レビューを意識して書かれたレビューです。

『スレイヤーズ』は、私が今までに見たアニメの一番のお気に入りよ。
だからTokyoPopが小説版の第一部を発行していると知って、即座に全巻購入したわ。

シリーズ全巻を通してとても満足したし、この巻も例外じゃないわ。

この巻の主要テーマは、未解決となっていたズーマとセイグラムの話の完結よ。
多分2006年時点ではこの本の大半は穴埋め回に見えたでしょうね。
でも現在時点だと、この回はアニメ5期『スレイヤーズEVOLUTION-R』の元になってるの。

確かにキャラクターはどこにも行かないけど、ストーリーはちゃんとあるわ。
実際、大半の1巻ではキャラクターの成長なんてそんなに描かれてないと思う。。
それが問題だとは思えないわ。
ただそういう風に描かれたというだけで、物語のメインは冒険・ファンタジー・アクションだもの。

それに、そうね。日本語の敬称も巻末のあとがきもないわ。
でも、日本語の敬称が英語の小説に、そんっなに必要なの?
そんなことないでしょ。むしろ日本語の敬称が省略されて良かったと思うわ。
あとがきが無かったのは確かにちょっと残念ね。
でも、『スレイヤーズ』の小説としてそんなに重要じゃないわ。


翻訳元:ttps://goo.gl/IlFkHD / ttps://goo.gl/qdcrEm
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コメント
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No title

あかん、読み返したくなった…

サクサク軽く読める・萌え先行で読める、
ライトノベルの良さって国を問わず需要ありそー

2016-11-20 22:08 │ from URL