【蛍火の杜へ】どうしてこうなった!?伏せ字満載な海外の反応 - 海外の反応 カレー語 -華麗なる誤訳-


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【蛍火の杜へ】どうしてこうなった!?伏せ字満載な海外の反応

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©️緑川ゆき・白泉社/「蛍火の杜へ」製作委員会

今回取り上げる『蛍火の杜へ』は、『夏目友人帳』で一躍有名となった緑川ゆきさん原作の中編アニメです。
原作は、同名のコミック『蛍火の杜へ』に収録されている短編の内の一つです。
初めて読んだ時はその見事なラストに感動したのを今でもよく覚えています。
どことなく、小説家の乙一さんの作風を彷彿とさせる最期でした。
アニメの絵柄はホンワカとしており、これはこれで好きだという人もいるし、原作の線の細い繊細な雰囲気が再現されていないという人もいますね。
どちらもそれぞれに味があって良いと思うのですが、私はどちらかと言えば原作の方が好きです。
私が外国人の妻と付き合う切っ掛けともなった(と言うと大げさですが)思い出深い作品でもあります。
しかし、心温まるストーリーのはずが、何故か伏せ字満載のレビューが1件・・・。
思い出を汚された思いです(笑)
では、海外の反応を見てみましょう。

【※壮大なネタバレありです】

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『蛍火の杜へ』海外の反応


評価:10/10
この映画が好きです。とても良かった。


短い映画ですし、観る前は大した期待はしていませんでした。
私がこの映画で好きなのは、全体的なストーリー、音響効果に描写、それから声優たちです。
私には想像もできない設定に、予想もできないエンディング。
森の妖怪たちが彼のことを気に掛けている点や、彼が森の中で育ったという設定も好きです。
まるで狼に育てられた子供みたいですね。まあ、狼じゃなくて妖怪なんですけど(笑)
映画を観ている最中はありふれたハッピーエンドを期待していました。
例えば、山神様を見つけて何か特別で助けてもらう、みたいな。
作中では彼らの家族はあまり登場しません。多分、この映画のクリエイターたちは、それを描くと映画が不完全になると思ったからじゃないかしら。

映画の主題は、人との交わり。孤独に生きたい人なんていない、ということです。
映画の最後で彼は、彼女を抱きしめることができるなら、自らの存在が消え失せたって構わないと、彼女に感謝します。
エンディングはこの上なく感動的で、普段映画を見て泣くことのない私の目にも涙が浮き上がってきました。



評価:8/10
短くて甘い魔法


ここの人間の多くが、プロットが単調すぎると言っているのが私には理解できない。
『蛍火の杜へ』は、観た後にしばらくの間、君の頭の片隅に残り続けるようなアニメで、森の妖怪に恋に落ちた少女の物語だ。
美しい音楽に息を呑むような森と夏の描写は見ていて楽しい。
ストーリーは単純で、予想外の展開や、重苦しいドラマなんてない。単純で短い表現が映画をロマンチックにしている。
僕はこの映画を大事に、何度も繰り返し見るだろう。ジブリ映画にも劣っていない。



評価:10/10
新たな名作


何と言って良いのか・・・、とにかく素晴らしかったよ。
たったの40分でキャラクターに完全にのめり込んでいたんだ。
短い映画だがマジ泣きしちゃったよ。
女の子は彼に触ることすらできず、毎年夏になると彼を訪れるだけなんだ。
彼女が普段の生活を生きている中、彼はたった一人で自分のことを待っている、いや、あるいはもしかして、もうこの世からいなくなってしまってるかもしれない、そう考えるのは彼女にとってどんなに辛いことだろう。
これは成就しない恋を描いた物語で、それこそがこのアニメを素晴らしいものとしている。
叶わぬ恋と分かっていても、彼らは夏になる度に会うんだ。別れがどれだけ辛いものとなったとしても。
少女の望みは、ただギンと一緒にいることだけで、日々の生活の中でもギンに思いを馳せているんだ。
本当に良いアニメだよ。


愛蔵版 蛍火の杜へ


評価:6/10
愛に対するひどい裏切り


少女が愛した妖怪は、つまづいた少年を助けたために、この世から消えることになる。
最後のひと時に彼らに与えられたのは、この上なく幸せな抱擁と、少女が生涯忘れることのないであろう思い出だ。
何と悲しいエンデイングだろうか、と言う感想は、表層的な面しか見ていないからだろう。いや、それどころか的外れも良いところだ!

少女は妖怪を心の底から愛していた。彼の優しさ、静けさ、人を気にかけ、自然を愛し、いたずらっぽいところがあり、誠実である、そんな彼の特別なところが好きだった。
彼女は常に彼のことを気にかけ、冬の間はどうしているのかと心配もするし、より多くの時間を共に過ごせるよう将来の進路も計画している。
ここまでは良い。

しかし、妖怪は少女のことを愛していたのだろうか?
彼の示す誠実さを見るに、愛していた、と言えるかもしれない。
だが、よく考えてほしい。
他の妖怪たちが「彼はずっと人を抱きしめたいと思っていた」と明かしている。
その言葉の示す通りなら、彼にとって相手がその少女である必要はなかったのではないか?
他の誰かでも良かったのかもしれない!
思い出してほしいのは、村の人間は妖怪を恐れ森に近づかないため、その「他の誰か」を彼は見つけられなかったということだ。
彼女が折に触れ彼に対する愛情を示しているのに、彼は彼女に対してまるで保護者のように接しているようなところがあり、そこに特別な感情があるようには見られなかった。
これは彼のつけているお面のせいだろうか?

妖怪は少女を大切に思っていたか?そうは見えない。
彼は、少女がどれだけ自分のことを慕っているか、自分が少女にとってどれだけ大きな存在であるかよく分かっていた。
彼女は最も大切な子供時代の夏休みを彼と共に過ごし、その人生を彼と共に過ごしたいと明確に告げているのだから。
彼がいなくなったら、少女はそれを乗り越え、さきに進むことができるか、彼には確信がない。
彼女の心が粉々に砕ける可能性すらあったのだ。
その責は彼にある。
少女が彼を愛するよう長年に向かって彼は仕向けてきたのだ。
さて、彼は彼女と生涯を共に過ごす機会を得たわけだが、結局それを不意にする選択をしたことになる。
これは愛と呼べるだろうか?
否。

彼が最後に演じた馬鹿げた悲劇は、まったくお粗末としか言いようがない。
彼が触った少年は、祭りの後に森から走り去ろうとしていたが、その直前に彼らは、人間の子供たちが祭りに迷い込んでくることがしばしばあると話をしていたばかりなのだ。
少年が、走って家に帰ろうとしている人間かもしれないというのは、明らかではないか。
妖怪は、この世から消え去るために、わざと少年に触れた。
そうすれば彼の最期の瞬間に、少女は彼を抱きしめてくれるに違いない。
彼を愛するがゆえに少女はそれを拒んでいたが、今度は拒めない、それもまた、愛するがゆえに。

可能な限りでの、最上級の○○○○を相手の意思に反して強要する。
彼にはそれを○○○○○に訴える手段が無いと言う点を除けば、それは、明らかに醜悪な○○○だ。
彼はアレを使って○○○することは出来ないから、替わりに彼女の愛を利用したのだ。
それは○○○○○よりおぞましい。

彼が本当に少女を愛していたなら、共に生き、彼女の今際の際に抱きしめてあげれば良かったのだ。
きっと少女がそう望んだであろうように。

少女は愚かであったと思わずにはいられない。
だが、実際のところ彼女はまるで、勇敢で好奇心が強く、繊細で、我慢強く、芯の強い人間であるかのように描かれている。
少女自身、今は気付いていないかもしれないが、いずれ理解する時が来るだろう。
心から愛した相手に、彼女の愛は醜悪な形で利用され、刈り取られたのだと。
人にはなれず、彼女を心から愛することができなかった妖怪に。

彼女がその時を乗り越えられることを願っている。
辛い教訓となるだろうが、優しい心を持ち続ける助けともなるだろう。

他のレビュアーたちはこの映画には教訓のようなものはないと言っているが、そんなことはない。
つまり、人生を賭けて愛した相手にも裏切られることはある、ということだ。
これは相手が妖怪に限った話だろうか?
そうではない、と映画は示唆している。
少女の住む町のクラスメートが、少女に彼の手を取るように仕向けたシーンだ。
彼は、本当に必要とも思えない状況で、少女が凍った道で滑って転ばないようにと手を差し伸べている。

最上の美しさで描かれた優しい色合いのアニメに、一見、無害な屈託のないストーリー。
そこになんと底深い暗闇のごとき教訓を仕込んだことか。
可愛らしい羊の皮を被った狼ような優れた芸術性を隠しているが、とてもこの映画を好きにはなれない。
この手のストーリーはありふれたものだ。
冷血な色男が、繊細で愛らしい、思いやりのある女をたぶらかし、自らの目的を達成した後には女を打ち捨てるのだ。
吐き気がする。


翻訳元:ttps://goo.gl/dYLDJf
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コメント
非公開コメント

No title

最後のレスは強烈ですね^^;。この方の人生が心配です。
人間関係において誤解やすれ違いは付き物で、悪気はなかったじゃすまされないことも多々ありますが、受け取り手の問題でしかない場合も確かにあります。
その場合、こちらは無力です。

代表的なレスを抽出されたのでしょうか。もっとたくさん読んで見たかったですが、翻訳は大変ですものね。
幾つか読めただけでもありがたいです。

美しい作品でした。人の子に触れてしまったと気付いた瞬間、「早く!もっと早くギンに飛び込むんだ!ギンの両手が消える前に!」と心の中で叫んでしまいました。

とても健全な思春期の恋物語だと思います。ファンタジーじゃなくていいから、このような健全な作品が増えてほしいと思いました。
不健全な作品もあっていいですが、少年少女誌には健全な作品のみ掲載してほしいと願います。

2017-04-26 20:05 │ from URL

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