【MONSTER】海外「99%のスリラー作品はMONSTERの前には恥じ入ることだろう」 - 海外の反応 カレー語 -華麗なる誤訳-


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【MONSTER】海外「99%のスリラー作品はMONSTERの前には恥じ入ることだろう」

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©️浦沢直樹(Studio Nuts)/小学館・VAP・NTV

今回ご紹介するのは、浦沢直樹氏の名作スリラー漫画『MONSTER』です。
一部では「風呂敷を広げるだけ広げて畳まない作風」という批判もある浦沢氏ですが、この作品にもやはりそういった批判の声があるようです。
私は、この作品の最後を飾るシーンとして、これ以上ないというラストだったと思うのですが。
アニメ化もされていますが、漫画版の方の海外の反応です。

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『MONSTER』海外の反応


評価:★★★★★★★★★★

私は漫画に10つ星を付けることは滅多にない。しかし、この漫画はそれに値する。何故かって?それを今から話そう。

MONSTERは伝統的な漫画とは違う。バトル漫画でもない。あえて言えば好き嫌いの分かれる漫画だ。もし君がナルトやブリーチが好きで、そういったタイプの漫画を探しているなら、この漫画は君には適さない。もし君が、心動かされる、よく練られた漫画を探しているなら、これはまさに君のための漫画だ。

ストーリーは複雑で長いが、そこには穴埋め的なエピソードは1つもない。1つ1つのエピソード全てが、ある1つの物語の一部だ。物語は複数のキャラクタから成っており、それぞれの背景と物語を持っている。全てのキャラクターが現実世界で見られるような人物だ。とても素晴らしい。まるで現実のように感じられ、物語の流れは・・・完璧だ。

作画は伝統的な絵とは違うが、それでも良くできている。時々、ストーリーに比して、絵が非現実的すぎると感じた。何人かのキャラは鼻やなんかが大きすぎるが、まあ、気になって仕方がないというほどではない。

この漫画の何がそんなに完璧かというのを説明するのは難しい。ストーリーは見事だ。それが私がこの漫画が好きな一番の理由かもしれない。前述した通り、複雑で心動かされる物語だ。物語を通じて描かれる登場人物たちの人生を追うことで、君は彼らのことが好きになるだろう。主人公の天馬は至る所に移動し、君は人々のと人生を垣間見ることになる。とても素晴らしくリアルに描かれており、その善良な人々を愛さずにはいられないはずだ。

物語はとても複雑だ。いくつかの疑問点が残される。全てが説明される漫画と言うわけではないのだ。それを良しとし、自らで結論を出さねばならない。それが最初、私には不満だった。だが、今はそれで良いと思っている。現実世界においても、人の行動の全てがいつも説明されるとは限らないのだ。

私の結論はこうだ。この漫画は緊張感のあるスリラーが好きな人にうってつけだ。10点満点に値する!


もうひとつのMONSTER



評価:★★★★★★★★★☆

「僕を見て!僕の中のモンスターがこんなに大きくなったよ!」

正しい行いは、常に正しい選択と言えるのだろうか? 自らの取った正しい行いを後悔しながらも正義のために戦うことは可能なのだろうか? 高潔な選択が最悪の結果をもたらすとしたら、それは良い選択なのか、悪い選択なのか? 人は自ら下した誤った決断を正すため、どれほどの覚悟を持てるのか? これらの疑問の中にMONSTERの持つ根本的な前提を見て取れる。

MONSTERはとても見事な作品だ。よくまとまった、揺るぎない、複雑な、設定に穴のないスリラー作品だ。99%のスリラー作品(本や、映画、TVシリーズに限らず)はMONSTERの前には恥じ入ることだろう。
作者によってよく考えられたストーリーは、平穏なシーンですら読者を飽きさせない。アニメ版は見たことがないので比べることはできないし、アニメと漫画どちらを見るべきだとオススメすることもできない。
ただ、ランキングの4位に入っているにもかかわらず、レビューが2、3件しかされていないので、このレビューを書くことにした。

ストーリー:10点
個人的意見だが、ストーリーはこの漫画の最も素晴らしい要素だ。まずは物語の語り口について話そう。浦沢直樹について詳しい人間なら、彼の見事なストーリーテリングのスタイルに関して、既に知っているだろう。彼は物語を独自のペースで動かす。多くの登場人物とプロットを小出しにしていき、そこで提示された新たな謎と疑問が、それまでの謎を解き明かす。また、全編を通して、多くの回想と時間の跳躍を取り入れることで、時間をうまくコントロールしている。これらの回想シーンはまるで小さなパズルの破片のようで、それが組み合わさって少しずつより大きな絵を作り上げていき、それによって読者は「モンスター」の置かれる状況や行動の意味を理解する。
作者はこの作品で彼の才能の頂点に達したように思う。それぞれの回想シーンがお互いに見事に補完し合い、全てを説明するのだ。多くの作品が、彼らのコントロールできる以上の謎を組み込み、それらの作品のいくつか、いや、大半は、満足のいく解を提示できずにいるのは、残念でならない。だが、MONSTERはそうではない。多くの出来事が次から次へと起こり、ゆっくりと、だが確実に全てが収束していくのだ。MONSTERの隠喩として最適なものはパズルだろう。とても多くのピースを持った、複雑なパズルだ。最初は何の絵なのか見当もつかない。散らばったピースに、わずかな概要が見られるだけだ。1つずつパズルのピースを当てはめていき、やがて全てが正しい場所に収まるのだ。欠けたピースは一片もなく、最後には大きな一枚の絵を見渡すことになる。
だが、いくつかのピースがまだ余っている。MONSTERにはメインのストーリーに必須とは言えないエピソードもあるのだ。それは利点でもあり欠点でもある。物語をより豊かにしてくれると言う点では、それは利点だ。しかし、物語のペースを損なうと言う点では欠点だろう。
ストーリーに関して、もう1つ素晴らしい点を挙げるとするなら、それは作者がストーリーを複数の視点から素晴らしく描いたと言う点だ。いつも主人公の天馬を通して物語が進むわけではない。これは、状況を複数の側面から理解する助けとなっている。最も興味深いシーンの1つは天馬を追うルンゲのシーンだ。これは天馬の置かれる状況を全く異なる視点から私たちに見せてくれている。
要約すると、複雑なストーリーをプロットの穴もなく、見事にまとめている。また、ストーリーを組み立てる複数のキャラクターの視点もよく表されている。

(訳注:以下略)


翻訳元:ttps://goo.gl/axRGNe
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コメント
非公開コメント

No title

マスターキートンの方が好きだな

2016-11-28 09:20 │ from 名無しさん@PmagazineURL

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そういやアメリカでドラマ化するって話なかったっけ?

2016-11-28 10:00 │ from URL

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この作品ではきちんと風呂敷たたんでると俺も思うな。
ヨハンの落としどころが最大の問題なんだと思うけど、ニナという存在がある以上純粋な悪役というのもなんだか違うし、あの終わり方で良かったと思う
天馬の葛藤も人によってはイライラするかもしれんが、医者として人を救うことを誇りに生きてきたからこその長い葛藤だし、最終的にはそこに戻ってくるからこそ天馬というキャラクターが引き立つように見える

MONSTERはヨハンのことと思われがちだけど、個々の中にある欲とかエゴとかも指してるのかもしれん。サイドストーリーは一見本編には関係ないように見えるけど、そういった関係性が見て取れる話が何個かあるし全編通してみると間延びした感はないかな

2016-11-28 10:10 │ from URL

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マスターキートン、パイナップルアーミーは良いね
21世紀、モンスターはほんと伏線はりまくりで読んでて疲れる、無駄に長いし

2016-11-28 10:26 │ from URL

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>何人かのキャラは鼻やなんかが大きすぎるが、まあ、気になって仕方がないというほどではない


いや、あんたらでかいで。鏡見てね。

かっこいいキャラは白人認定。どっから見ても白人系の鼻デカデブはJAP認定するけどさw

2016-11-28 11:36 │ from 名無しさん@PmagazineURL

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実際、漫画やアニメキャラの多くは白人の特徴が濃く出ているからな。

愛国にとっては面白くない事実だが。

2016-11-28 15:12 │ from URL

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>>実際、漫画やアニメキャラの多くは白人の特徴が濃く出ているからな。
愛国にとっては面白くない事実だが。

どこをどうみたらそうなるんだか。白人より宇宙人に近いわ。
人間をデフォルメ、特徴的にしただけだろうに。愛国とかしらんがお前みたいに自分の考えが正しいと押し付ける人間はタヒねと思うわ。

2016-11-28 16:30 │ from    URL

No title

モンスターって風呂敷拡げすぎに駄作だと思うが…

2016-11-28 20:06 │ from 名無しの日本人URL

No title

モンスターは風呂敷ちゃんと畳んでる
広げ過ぎとか言うアホはちゃんと見てない

2016-11-28 21:43 │ from URL

No title

注文してから二時間ぐらい待たされたフランス料理のフルコースで、メインディッシュに新鮮なお刺身が出てくるような、例えるならばそんな作品ではある。

2016-11-28 22:27 │ from URL

No title

あのオチで畳んだ扱いは、ちょっと同意出来んが、感想は人それぞれだもんな……
もともとこの人はオチを考えるつもりが無い人だから、ちゃんと読む気がある人ほど、逆に読みはじめない方が良い

2016-11-29 13:05 │ from 名無しさん@PmagazineURL

No title

>どこをどうみたらそうなるんだか。白人より宇宙人に近いわ。

普通の萌えアニメを見て「このキャラはどうみても白人、日本人は白人にあこがれている」とか言っている白人のほうが変。
お目目ぱっちり、色白、手足が長い、という特徴からそう思うらしい
そういう絵のほうが、よぽど宇宙人だと思うんだけどね
浦沢作品は特に中年~年寄りがリアルな白人らしく、ゴツゴツして鼻がでかくて、目がくぼんでいる
まあ、ヒロイン(柔、百合子、ニナ…)は皆同じ顔だけど

2016-11-29 16:58 │ from  URL

No title

序盤は映画の逃亡者を思いっきりパクってるよね

2016-11-30 04:46 │ from URL

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