【イヴの時間】海外「プラネテス以来のベストSFアニメ」 - 海外の反応 カレー語 -華麗なる誤訳-


Powered By 画RSS

【イヴの時間】海外「プラネテス以来のベストSFアニメ」

eve_no_jikan.jpg
©️2010 Yashihiro YOSHIURA / DIRETIONS. Inc.

今回取り上げるのは『サカサマのパテマ』の吉浦康裕氏の出世作『イヴの時間』です。
心を持ち始めたロボットが人間社会に受け入れられるか、というありがちなテーマですが、このアニメでは「アンドロイドが心を持ち始めた(かもしれない?)」という事実が公にはなっておらず、主人公の身近な話として描かれているので、テーマが社会問題として取り扱われるのではなく、個人の事情や心の内に、より踏み込んで描かれているのが、私は好きです。
6話構成のショートアニメを再編成+αした映画版もあるようですが、管理人自身が映画版は未見のため、ショート・アニメの方の海外の反応です。

スポンサードリンク


『イヴの時間』海外の反応

評価:★★★★★★★★★★

イヴの時間は一風変わった作品だ。まず、このアニメは6話しかなく、1話辺りが15分〜20分ほどの長さだ。しかし最終話は約30分となっている。通常、ショート・アニメは、キャラクター・プロット・登場人物の確執の正しい組み合わせを表現できないものだ。
しかし、イヴの時間はそれを成し遂げた。『プラネテス』以来のベストSFアニメだと言わざるを得ない。決して君の時間を無駄にはしないだろう。

まずは作画面から始めよう。吉浦康裕の過去の作品、『ペイル・コクーン』や『水のコトバ』などに慣れ親しんだ人間なら、そのアニメーション・スタイルに居心地の良さを感じるだろう。飾り気のない洗練されたセンスを追求する吉浦のキャラクター・デザインは、チャーミングで見ていて心地良い。全てのキャラクターが独特の特徴を持つ。吉浦はコーヒー・メーカーから天井のファンまで、かなりのCGを使っているが、それが過剰な存在感を主張することはない。実際、2Dキャラクターの邪魔になることなく、細部に渡って作られている。
アニメーションそれ自体について言うと、とても素晴らしい。
キャラクターたちは滑らかに瞬きをし、走るシーンなどとてもスムーズだ。ロボットたちは可愛らしさを表した上でリアルに作られている。そして、注目すべきなのは、その巧みなカメラワークだ。吉浦はカメラをパンさせることで、見事な演出を行い、日常のちょっとした行動(例えば廊下を歩くとか)を芸術的に見せている。もしこのアニメのブルーレイ版が発売されれば、即座に買うつもりだと言わさるを得ない。

作中にはさほど多くの曲は流れないが、その限られた中でも素晴らしい曲ばかりだ。挿入曲は見事にフィットしている。最終話のエンディング曲も同様だ。
少ない曲を埋め合わせているのが、声優と音響だ。リクオは才能溢れる福山潤(時々、コード・ギアスのルルーシュの響きが聞こえるだろう)、サミーは臆病なキャラに確固とした決意を表している田中理恵、ナギは信念に根ざしたキャラクターに命を吹き込んだサトリナによって演じられている。他にも、アキコ演じるゆかな、セトロの杉田智和など、才気溢れる声優ばかりだ。
全体的に見て、BGMの少なさを除けば、音響に関して不満はない(しかしこのアニメは6話しかないのだからそれも仕方がないだろう)。

ストーリーとキャラクターの深堀りはイヴの時間の最良の要素だ。各エピソードはカフェ「イヴの時間」を訪ねて来た1人(または2人)の客にフォーカスしている。というと、日常的なものに聞こえるかもしれないが、物語は各キャラクターを切れ目なく、正確に、魅力的に解き明かしていく。これが、ピリッとした、早口で交わされるセリフと、締まったテンポで行われる。キャラクターに関する全てが明かされるわけではないが、それでも、彼らの葛藤、希望、恐れ、そしてそれぞれの人生がいかに絡み合っているかを知るには十分だ。見ている間、君は、笑い、泣き、混乱し、そして、ショックに口をポカーンと開けるだろう。たった1エピソードの間にだ。吉浦康裕は過去の作品『ペイル・コクーン』で学び、一瞬足りとも、セリフの一言すらも無駄にしていない。人もアンドロイドも含めた全てのキャラクターに魅了されることだろう。

イヴの時間は約2ヶ月に1話のペースで散発的に発表された。つまり、私がシリーズ全話を終えた時には1年が経っていたということだ。2ヶ月にたった一度のリリースで、私の興味を引き続けたのは、吉浦の素晴らしいディレクター技術の証左だ。全てのエピソードを楽しんだし、次のエピソードを待つのはまるで拷問のようだった。だが今はもう、シリーズは完結したのだから、私はもう一度見直すつもりだ。このアニメは何度見ても楽しめる。

1つだけ不満を挙げるなら、それは物語が完結していないという点だ。吉浦は視聴者をからかっているのだろうか?最後のシーンは、もしかして2期が製作中だとほのめかしているのではないか?そうであってほしい。

このレビューは平坦に見えたかもしれないが、私は、よく出来た作品に対して皮肉を言ったり茶化したりはしない。
ただ、Crunchyrollに行って見ると良い。きっと後悔はしない。


イヴの時間 オリジナル版 スペシャルプライス版 [Blu-ray]



評価:★★★★★
タイトル


これは本当に素晴らしいアニメだ。まだ第3話を終えたところだが、これは2008年の注目作だ。イヴの時間は素晴らしい音声に、興味深いキャラクターと人間関係、よく練られたプロットと共にとても美しく描かれている。
アンドロイドと共に生きる人間たちというストーリーはありふれたものだが、それは決してこのアニメの魅力を損なってはいない。

イヴの時間は、そのショート・アニメーションの巧さで、よく新海誠と比べられる、吉浦康裕監督によるものだ。この最新作、イヴの時間で吉浦康裕は彼の芸術的才能を再度知らしめた。アニメーションは驚くほど素晴らしい。このアニメのデジタル処理は私を魅了し、背景には驚かされるばかりだ。物語の構成と、カメラ・ワークはもとても素晴らしい。

吉浦康裕は「光」に対してある種の感情を持っているように思える。場の空気を向上させる、驚くほど見事な光の使い方を知っている。イヴの時間に差し込んだ、優しい玉虫色の日差しが、人生と不可思議な感覚、本当の感情、そして幻想でカフェを満たす。

もし君が、ハーレム・少年・少女・メカアニメに飽きているなら、イヴの時間は決して見逃せない、一服の清涼剤となるだろう。


翻訳元:MyAnimeList(ttps://goo.gl/B4gAot)
スポンサードリンク

   にほんブログ村 ニュースブログ 海外ニュースへ
コメント
非公開コメント

No title

イヴの時間は良いアニメだけど、サカサマのパテマはクソアニメなんだよな。

2016-12-02 09:48 │ from なんちゅうか本中華URL

No title

古っwww

2016-12-02 09:57 │ from 名無しさん@PmagazineURL

No title

古いか?

2016-12-02 10:05 │ from 名無しさんURL Edit

No title

面白かったけど、ラストを感情論でまとめたのは安直な気がする。

2016-12-02 10:44 │ from 名無しさん@PmagazineURL

No title

planetarian~ちいさなほしのゆめ~ はよかったな。

2016-12-02 12:12 │ from URL

No title

なんてエロゲ?

2016-12-02 18:46 │ from URL

No title

続編が出る気配がない
色々伏線残ってるのに

2016-12-02 20:18 │ from 名無しURL

No title

最近のならplanetarianだね。

2016-12-06 08:15 │ from URL

トラックバック

http://transover.blog.fc2.com/tb.php/28-b68ba1ec