【サマーウォーズ】超高評価!細田守の海外評価は宮崎駿にも劣らない? - 海外の反応 カレー語 -華麗なる誤訳-


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【サマーウォーズ】超高評価!細田守の海外評価は宮崎駿にも劣らない?

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©2009 SUMMERWARS FILM PARTNERS

今回取り上げるのは、前作「時をかける少女」で一定の評価を得ていた細田守監督の知名度を大きく上げた作品「サマーウォーズ」です。
アメリカでは2013年4月にDVD・ブルーレイが発売されています。

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『サマーウォーズ』海外の反応


評価:★★★★★
オズの世界へようこそ


もし宮崎駿がサイバースリラー映画を作ったら、それはきっと「サマーウォーズ」のようになるだろう。
この華やかな映画は、「家族の再会合を描いたコメディ」と「ネットの世界を舞台とした世界戦争」がテーマとなっている。
感動作であると同時に、あなたを笑わせてくれる作品でもあるだろう。

数学オタクの健二は、校内で人気の上級生である夏希に、週末に田舎にある彼女の実家に一緒に来て欲しいと頼まれショックを受ける。
だが、残念なことに、その理由は夏希の彼氏の振りをするため、しかも、東大在学の裕福な青年として、である。当然その結果は裏目と出ることになる。
しかし、より最悪の事態が健二を襲うこととなる。
オズ(Amazon、Facebook、格闘ゲーム、とにかくネットの全てを融合したようなクレイジーなサービス)がハッキングされ、主要容疑者として健二の名前が上がってくるのだ。
しかし、真実はより過酷なものだった。「ラブ・マシーン」と呼ばれる恐るべきプログラムがオズ内のユーザーアバターを吸収し、コンピュータ・ネットワークを介して世界中を混沌に陥れているのだ。
悲劇が一家を襲った時、健二はラブ・マシーンに立ち向かうよう彼らを説得する。
果たして彼らはラプマシーンを止められるのだろうか?

「サマーウォーズ」は私がこれまでに見てきたどのアニメとも異なる。サイバースリラー、ほろ苦い家族の映画、コメディ、なんとも華やかなアニメである。
冒頭は単純なコメディ・ドラマとして始まる。健二は夏希の鞄持ちとなり、彼女の風変わりな家族の中に放り込まれ、更には逮捕までされるのだ。
しかしラブ・マシーンが現れた時、事態は突如、世界平和の問題にまで発展する。
さあ、一家(+健二) vs ラブ・マシーンの、破天荒で行かれたサイバーゲリラ戦の始まりだ(そして戦いには、船とスーパーコンピューター、軍のトラックに大量の氷が付きものだ)。
脚本家は、同時に、風変わりな一家の確執や彼らの個性的な性格を描くことも忘れていない。

作画はとてつもなく素晴らしい。現実の世界は伝統的な手書き風で、そしてオズの世界は、鮮やかで非現実的、彩り豊かな夢のような世界で描かれている。
王冠をかぶったクジラ、宙に浮かぶ島、積み重なった競技場、そして終わりない部屋、奇妙で可愛らしい生き物で埋め尽くされている。
登場人物のキャラクターはよく肉付けされている。
健二は、やや社交性に欠けるところがあるが、優しく、そして数学の才に長けている。
夏希は若くて気の強い女の子で、世界の命運をその一身に背負うことになる。
おばあちゃんから、バカな従兄弟まで、どのキャラクターもよくできているが、特に素晴らしいのは13歳のカンフーマスター、かつコンピューターオタクのカズマだ。

冒頭はこぢんまりとした始まりだが、すぐにインターネット世界のような規模に発展する。楽しく、心温まる、夢中になれる作品だ。


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評価:★★★★★
家族愛を描いた素晴らしいサイバースリラー映画


アメリカ映画の「ウォーゲーム」や名作アニメ「千と千尋」を思い起こさせる、サスペンス、コメディ、家族愛、そしてちょっとしたロマンスの混ぜ合わさった、楽しく心温まる映画だ。

健二は数学の才に長けているが自分に自信がなく、自分をダメなやつだと思っている。特に女性関係に関しては。
彼は夏休みにオズ(SNSのあらゆる側面に浸透した巨大ネットワークサイト)のテクニカルサポートとして働いていた。
そこに、彼の憧れの上級生、夏希が現れ、夏休み中に彼女のためにアルバイトをしないかと持ちかけてくる。
仕事の内容は単純だ。ただ、彼女の祖母の家で開かれる親族会にお供をして、そのお手伝いをしてほしいと言うのだ。
だが、本当の依頼内容が、彼女の婚約者の振りをすることだと分かった時、健二は尻込みする。
なんと言っても女の子とデートをしたことすらないのだ。婚約者の振りなんて荷が重すぎる!
だが、可愛い夏希のお願いに籠絡されて、結局はそのお芝居に乗ることに同意する。

人工知能のサイバーテロリストが健二のアバターを使いオズを攻撃した時、事態は混乱の様を呈する。
だが、家長である「おばあちゃん」と健二の一押しによって、夏希の奇妙な大一家が総動員でこの事態に立ち向かう。
世界中のインフラの大半はオズに依存し、そのオズがAIによって壊されようとしているこの事態は世界の危機なのだ。
数学オタクと、格闘ゲームの達人の中学生、そして自信にあふれた美少女は世界を救うことができるのか?
名作「サマーウォーズ」の監督でもある細田守の、新たなこの傑作を見て是非確かめてほしい。

ブルーレイは上手くまとまっており、メニューは使いやすくグラフィックも素晴らしい。
現実世界、オズ世界、どちらの背景も素晴らしい。
現実世界のキャラデザは自然で印象的だ。オズ世界のアバターはキモ可愛く、感情表現をよく表せている。
Brina Palencia, Michael Sinternicklaas, Todd Haberkorn, and J. Michael Tatumたち、英語吹き替えのベテラン声優陣はキャラクターに生命を吹き込む素晴らしい仕事をした。
多くの大作アニメはプロの声優ではなく、ただ有名なだけの俳優を起用して失敗しているが、サマーウォーズは同じ轍を踏まなかった。
英語版のセリフはよく練り上げられており、自然な言い回しで唇の動きにもマッチしている。
オリジナルが英語ではない映画だとは信じられない出来だ。
いくつか翻訳されていない漢字が画面上に出ていたが、その点を除けば素晴らしいローカリゼーションだ。

大人にも子供にも、アニメファンにもそうじゃない人にもお勧めできる!単なるアニメ映画を超えた素晴らしい物語だ。


翻訳元:ttps://goo.gl/hjjVNw
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