【プラネテス:アニメ版】海外「プラネテスほど心を打つ作品にこの先出会えるとは思えない」 - 海外の反応 カレー語 -華麗なる誤訳-


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【プラネテス:アニメ版】海外「プラネテスほど心を打つ作品にこの先出会えるとは思えない」

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©️幸村誠・講談社/サンライズ・BV・NEP

今回は、幸村誠氏の漫画を原作としたアニメ『プラネテス』です。
スペース・デブリ(宇宙空間のゴミ)拾い業を生業とする宇宙船員たちの夢と人生を描いた名作漫画です。
私は原作もアニメも見ましたが、アニメ版の方では「忍者回」の記憶が一番強く残ってしまっており、それだけで全てがぶち壊しにされたイメージです。
あれはあれで良かったという人もいるのでしょうが、個人的にはどうも・・・。
漫画とアニメ、どちらか一方を人に勧めるとしたら、漫画の方をお勧めしますが、アニメの方も忍者回を除けば良くできていると思います。
『十二国記』もそうですが、NHKはアニメに関しては非常に良い仕事をしますね。
海外の反応はアニメ版の方でお届けします。気が向いたら、漫画版もやるかもしれません。

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『プラネテス:アニメ版』海外の反応

評価:★★★★★★★★★★

清掃作業員に関するアニメを見るよう、人を説得するのは中々難しい。清掃作業員・・・宇宙のだ。そんなアニメが面白くなり得るのだろうか?
私は今日、このアニメが最高傑作の1つで、全ての人間が試してみるべき作品だというのを、君に伝えるためにここにいる。

プラネテスは、とても奇妙な、コメディ・タイプのアニメだ。最初の13話は、それぞれに独立した話だ。多くの笑えるシーンがあり、シリアスになることはあまりない。この時点での私の評価は、良く出来ているといったところだ。とても楽しいが、1話見終わった直後に、すぐに次のエピソードを見たいとは思わなかった。次のエピソードを見るまでに、しばらく待つことも別に構わなかった。

そして、シリーズ後半に突入だ。物語が動き始め、話が継続性を持ち始める。シリアスなスペース・ドラマとなるのだ。ここから、このアニメは刺激的になり、そして名作となる。シリーズ後半では、いくつかの驚くほど心動かされるシーン、宇宙開発は人類にとって本当に不可欠なのかという多くの哲学的会話、そして素晴らしいキャラクターの深掘りがされる。

プラネテスの全26話は、いくつかの見事なキャラクターの深掘りをしている。スペース・デブリ広いのメンバー全員が、少なくとも1エピソードを使ってフォーカスされている。実際、ある程度の時間以上画面に登場した人物はみな、肉付けされたキャラクターとなる。これは本当にすごいことだ。また全てのキャラクターがとても現実的なのだ。実際、それらのキャラクターのような人物は現実世界で見られる。それゆえ、多くのキャラクターの良い面も悪い面も見ることができる。以前は好きだったキャラクターが嫌いになる瞬間もあるだろう。特にメインキャラクターのハチマキだ。しかし、これはキャラクターをより現実的なものとして感じさせる。

プラネテスのキャラクターに関して、最も興味深い点は、ただ彼らがいかに成長するかだけではない。彼らがいかに影響し合うかだ。多くの出来事が起き、シリーズを通じて、ほぼ全てのキャラクターに、何らかの変化がある。多くのアニメでは、キャラクターが成長したとしても、他のキャラクターたちとの関わり合い方は、どれも同じようなものに見える。しかしプラネテスでは、キャラクター自身が変化しながらも、お互いのことをよく知り合っているので、それぞれの関わり合い方が異なったものとなるのだ。彼らは、誰かに変化が見られれば、それに気付きさえする。それは素晴らしい原動力として、物語に多くの要素を加えてくれる。

プラネテスは短く、全編を通して悪くなることはなかった。シリーズ前半がコメディとして描かれたのが功を奏したのではないかと思う。ドラマ側に舵を切った時、ペースが変わることで、決して退屈にならないからだ。

プラネテスで最も良い点は、作品が君に考えさせるという点だ。君は自分自身が、このフィクションの世界について考え、また、それが今日の世界にどう当てはまるかを考えていることに気がつくだろう。
作品が投げかけるメッセージはいささか挑戦的だが、それはプラネテスの世界に限った話で、私たちの世界に当てはめるのは難しい問題だ。だから、それにうんざりするということはないだろう。

作画と音楽も素晴らしい。全ての動きが生き生きとしており、キャラクター・デザインも各キャラの性格同様、それぞれに個性を持っている。
音楽も本当に見事だ。特にオープニング・テーマが素晴らしい。唯一の欠点は、ご機嫌で快活なエンディング・テーマだろう。シリーズ前半では良く合っていた。しかし、後半、作品がシリアスな局面に入ってくると、野暮になってくる。例えばある人物が、誰かに銃を向けている。そしてエピソードが終わり、ご機嫌な音楽が流れてくる。大した問題ではないのだが、物語が残した衝撃を損なうものではある。

アクション・シーンはないが、ほぼ誰でも楽しめるアニメだと思う。洗練されており、素晴らしいキャラクターが出てくる、刺激的な作品だ。全ての人に強くオススメする。





評価:★★★★★★★★★★

プラネテスの物語の立ち上がりはゆっくりしたもので、それによって何人かの視聴者は離れていくかもしれない。しかし、そのゆったりしたキャラクターの導入と彼らの性格は、彼らが現実世界の人間であるかのように思わせ、物事が進むに連れ彼らに関してより深く知っていく手助けとなっている。
物語が展開するに連れ、私たちは、彼らの仕事である「ごみ回収業」に関してだけでなく、彼らの人生のより深い部分、将来の夢、忘れられない過去などを知ることになる。

プラネテスには、心を締め付ける瞬間や涙を誘う展開はもちろん、多くの話題が取り扱われる。ロマンス、愛するものの喪失、それをどう乗り越えるか、など、多くの異なるストーリー要素を内包している。
作中には、君を笑わせ、気分を向上させる多くのコメディ要素もある。タバコを吸える場所が見つからないというコメディ・パートなどはメイン・ストーリーにも絡んでくるのだが、キャラクターをよく知る手助けともなる。

物語は深く力強い展開を見せるが、真っ先に思い浮かぶのは、愛する者の喪失を乗り越える話を描いた第10話だ。これには泣かされた。ドラマとアクション同様、ロマンスもこの作品には欠けていない。しかし、ロマンスはさほど大きくは取り扱われておらず、さりげなく描かれているので、君が恋愛ものに興味がなくてもこの作品はオススメできる。

(省略)

前述した通り、シリーズの初めの方は、メイン・キャラクターのゆっくりとした紹介に費やされている。これは感心するほど見事に行われている。何もかもを最初の1話か2話に詰め込む代わりに、8話か9話ほどを費やし、大げさなストーリーで視聴者の気を散らすことなく、適切にキャラクターを掘り下げている。
8話か9話と聞いてガッカリしたかもしれないが、心配しないでほしい。そこにはキャラクターの深掘りだけでなく、メイン・ストーリーに繋がるちょっとしたサイド・ストーリーなど、君の興味を引きつける多くの内容を含んでいる。

私はプラネテスを本当に楽しんだし、これは私のお気に入りのアニメだ。さほど多くの作品を見て来たわけではないが、プラネテスほどに私の心を打つ作品にこの先出会えるとは思えない。
ドラマ、コメディ、アクション、そしてロマンスの組み合わせが、実に楽しい作品を作り上げている。
全ての人間に強くオススメする。
深く、想像を掻き立てる、とても見事な作品だ!


翻訳元:MyAnimeList(ttps://goo.gl/2PgugF)
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コメント
非公開コメント

No title

田中一成さん、ご冥福をお祈り申し上げます。

2016-12-04 09:54 │ from URL

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>以前は好きだったキャラクターが嫌いになる瞬間もあるだろう。特にメインキャラクターのハチマキだ。

詳しくは言わないが、「一人では解決が困難な深みにハマってる、どうしようもない状態に陥ってる」とは思ったよ。
嫌いになるという事は、あまり物事を考えてないんだろうね。

2016-12-04 10:10 │ from 名無しさん@PmagazineURL

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アニメ版と漫画原作との比較や、忍者回についての感想は管理人さんとほぼ同感ですね。

ほかにアニメ版で不満だった回は、回転で擬似重力を発生させている状況から、急停止させて無重力にした話があったのですが、急停止させても中の人間は慣性でそのまま移動しようとするので、それまでに回転していた時の速度で壁に激突して大惨事になるはずです。

アニメ版のキャラデザは、原作で人種も生年月日なども全く不明な捨て子で濃い顔だったタナベが、原作のカケラもない程のありがちな顔に改変されたのは残念です。

>田中一成さん、ご冥福をお祈り申し上げます。
そういえばハチマキの声って田中さんだったな・・・

2016-12-04 10:20 │ from URL

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NHKアニメなら、未来少年コナンも宜しく。
多分、俺の世代でコナン、アニメと言えば名探偵ではなく未来少年。

2016-12-04 10:38 │ from 生粋の日本人URL

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忍者回面白いじゃんw
原作派だけど別に不快には思わなかったな
あの忍者達一人残して全員死んじゃうあたりが吾郎作品らしかった

2016-12-04 10:54 │ from 名無しさん@PmagazineURL

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事故る
生き残る
クズる
素晴らしい人間らしさだ

2016-12-04 11:57 │ from URL

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そういえばプラネテスも電脳コイルもNHKだったっけ。
近年では山賊の娘ローニャがエミー賞とってた。
ドキュメンタリーもルポも予算が潤沢なだけあってBBCレベルだし、海外ドラマのライセンス獲得も早い・上手い・大当たりだしで、上手くやってる……。

プラネテスでもあまり大衆受けしなさそうなタッチを主導したのか追認したのか、結果SFアニメとして傑作を作ったのは有り難い。

2016-12-04 13:19 │ from Rolling-Ketu-Kara-WarosuURL

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以前評判を聞いてレンタルで何話までか見たけどイマイチだった

2016-12-04 13:40 │ from 名無しさんURL Edit

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アニメのタナベのキャラが薄すぎて嫌い
なんの魅力もないモブに成り下がってる

2016-12-04 13:52 │ from URL

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最終話終盤の挿入歌が良かったな

2016-12-04 14:14 │ from URL

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なんか感想とか見てると忍者回を異様に嫌う人たちが多いけど、
そんなに過剰に嫌うほどかねって思う
あいつらが事故でほとんど死んでしまうってのも話に無常感が出てよかった気がしたし

2016-12-04 16:35 │ from 名無しさん@ニュース2chURL

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プラネテスの曲はWALKING TOURを思い出してうるうるする。

2016-12-04 18:28 │ from URL

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ある程度社会で揉まれるとタナベの青臭さが肯定できるようになって素直に楽しめるけど、それまではたぶんストーリーよりタナベで脱落すると思う
日本ではタナベの批判が多すぎて過小評価されている作品だね

2016-12-04 19:57 │ from URL

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原作の散発的なエピソードを1本の線にしたのがスゴいと思うわ
Blu-ray買いたいけど高いんだよ、バンダイさん

2016-12-04 22:53 │ from URL

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そこまで忍者回嫌わなくても。大人げないわ。

他の人も書いてるけどあの回があるからこそ対比でグッと来るんじゃん。

2016-12-05 04:22 │ from URL

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原作は作者の惑い方が面白いし、うまく纏めてよい作品になったし
アニメは計画性を持ってそこに嵌って良い作品になった
結構裏と表みたいな対比ができてどっちも大変面白いです
原作派アニメ派というノリ方はこの作品に関しては僕にはできない

2016-12-05 04:56 │ from   URL

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田中一成さん、亡くなったのか・・・
ハチマキの名演は忘れられないな

2016-12-05 11:33 │ from URL

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プラネテスがおもろくなるのはユーリの回からだからな
忍者で切っちゃった人はもったいないよ

2016-12-05 14:18 │ from 名無しさん@PmagazineURL

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