【聲の形】海外「希望を見つけられる素晴らしいストーリーだ」 - 海外の反応 カレー語 -華麗なる誤訳-


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【聲の形】海外「希望を見つけられる素晴らしいストーリーだ」

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©️大今良時・講談社/映画聲の形製作委員会

今回は最近映画化もされ話題となっている、大今良時氏による漫画『聲の形』です。
私は映画の方は見ていないのですが、一部では『君の名は。』以上の評価も得ているようで、『この世界の片隅に』など、今年はアニメ映画の当たり年のようですね。
漫画しか読んでない身としては何とも言えませんが、この物語の全てを1つの映画に纏めきった上で、これほど世間の評価を得ているのですから、よほど見事な仕上がりなのでしょう。
今回は漫画版の海外の反応ですが、作品に対する反応というより、そのテーマに対する反応になってしまったので、その内映画版の反応も含めて再度翻訳する予定です。

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『聲の形』海外の反応


評価:★★★★★★★★★☆

東アジアの学校は、いじめ、仲間外れ、そして時に、生徒たちがクラスメイトに負わせる冷酷な抑圧で悪名高い。これは別に、他の国では幼稚園から大学院まで、すべての教育機関に何らかの形でイジメがないというわけではない。どのような社会秩序の元にも存在する一般的な現象なのだ。

イジメを行なっているものたちは、それが人をどれだけ傷つけるのか分かっていないかもしれない(俺たちはただ遊んでるだけさ)。あるいは、被害者を貶めることで自らを正当化するかもしれない(こいつおかしいから。こいつはいじめられても仕方がない)。

虐められたものは、しばしばイジメっ子たちを悪魔化し、自らと世界を呪う。
被害者が笑いながら静かにそれを受け入れるのは稀だ。

『聲の形』は非常に成熟した、現実に根ざした物語だ。
単純な誤解や状況がそうさせたのではなく、1,000回謝罪しても許されない、愚かな、痛々しい、取り返しのつかない間違いから犯した罪を突きつける。
簡単には解けない痛みを伴うもつれ、無骨な恐ろしく複雑な人生を探究する。

しかしそれだけではない。
自殺を決意した石田将也は、かつて彼が悲惨な状況に陥れ、多くを奪った少女に接触する。そして、その少女、西宮硝子は自分を許さないと知る。彼女はそもそも、許すべき何かがあったということを否定する。
聾唖は彼女が沈黙を保っていた理由ではない。彼女が弱かったからでもないし、強かったからでもない。

1度の謝罪に大きな意味はない。しかし、それにどれだけの意味があるかと言えば、それがほんのわずかな前進でも、過去に犯した大きな間違いを正す、小さな一歩一歩を彼は大切にせねばならない。
彼はその道ほどで新しい友人に出会い、かつての「友人」と共犯者に対峙しなければならない。

この手のストーリーで、時々起きる最悪のことは、現実の厳しさが幸せを馬鹿げたものに見せるということだ。
漫画家たちは時に、優しさを克服すべき欠点とみなし、絵と物語はそれを反映して、人の顔を奇怪に風刺する。

この物語はそのようなミスを犯してはいない。私のようなひねくれ者はこのような希望に満ちた新しいスタートを、「非現実的」だとか「甘い」と評すかもしれない。なぜなら私の人生は、私に二度目のチャンスをくれなかったからだ。
私の人生を惨めなものとした、あの********どもに優しくしようなどと考えることさえできなかった。

しかし、ストーリーは希望を見つけられる素晴らしいものだ。
そこに影があるなら、光もあるのだと思い出すに違いない。
西宮硝子は石田将也の人生をやり直させた。そして知らずと、読者の人生も。
あるいは、ただ読者に大泣きをさせただけかもしれないが、しかし、今はそれでも十分だろう。


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評価:★★★★★★★★★☆

世界中どこに行こうとイジメはある。子供の世界だけと思われるかもしれないが、誰だって被害者になり得る。彼らを怒らせ、悲しませ、落ち込ませ、そして死に追いやることすらある。それはすでに社会の一部になっており、完全に止めるなど不可能だ。それでも、私たちはこの世界をより良い場所にすることはできる。
もし君が誰かを虐めているのなら自分自身に問いかけてほしい。
「なんで俺はこんなことをいているんだ?それでは俺はどう感じている?」
もちろん、答えは明白だ。しかし行動は全く異なっている。
君はこの世界の物事を変えることができる。しかし、たった1つ君が変えられないものは、過去だ。
誰もがその人生において後悔を抱えていることだろう。そして未来にも多くの後悔が待っている。
だからこそ、今行動を起こすのだ。でなければ、君は黙って苦しむことになる。
被害者に許しを請うとはできる。しかし、彼の、彼女の過去を変えることはできない。それは彼らの記憶に永遠に刻まれるのだ。
それを覆う解決策は、笑いと幸せの記憶を作ることだ。

虐めをしている人たちへ。それをしている理由があるはずだ。
もちろん、この世には何も考えず、何も感じない救いようのないバカたちはいる。
誰もが、学校でそれを経験しているか、見ているはずだ。
大半の人は優しく、礼儀正しい。しかし、彼らも物事から目を背け、背を向けて逃げ出す。
私たちは虐められている時、それに黙って耐えて苦しむか、あるいは行動を起こす。それは私たち自身の言動に影響し、更に周囲の人々にも影響を及ぼす。

『聲の形』は上記の点を指摘し、キャラクター、プロット、そして何よりその展開に驚くべき深みを与えることで物語を運ぶ。
作者は間違いなく、いかに現実をフィクションの世界に落とし込むかを知っている。感情、設定、キャラクターと、その外見に至るまで。全てが現実の写しなのだ。
しかし、それだけではない。
石田将也は彼の犯した間違いを分かっており、西宮硝子に会い、償うために、自身に重い変化を課す。後悔のないようにできる限りの事をする。
例え謝罪したところで何にもならないと分かっていながら、過去を償うためにベストを尽くす。

君自身の友人、親戚、その他の人たちとの関係を知ることは、人生における大きな要素だ。その選択は君を幸せにも不幸にもする。賢明な判断を下すことだ。それは君にとって最も重要な選択となるのだから。
ある日、過去を振り返り、未来に待ち受けているかもしれない、より良い未来を見ることだろう。過去を変えられないのなら、これだは覚えておいてほしい、君はまだ未来を変えることはできるのだ、と。

この物語は君の感情と魂に響くだろう。
より良い、開けた世界へ飛び立つ準備をするのだ。


翻訳元:MAL(ttps://goo.gl/dtnKFk)
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コメント
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No title

障害は見た目が良ければ乗り越えられる
子供の頃の罪は、ハーレム体質なら赦される
という希望か

2016-12-12 10:04 │ from  URL

No title

>彼はその道ほどで新しい友人に出会い

道程(どうてい)な。

2016-12-12 11:33 │ from URL

No title

マンガ版読んでみたけど、なんか下品な作品だなと思った
ムダに胸糞悪い展開を盛り盛りにして
自殺をクライマックスにして
オカルトっぽいことがおきて全て解決する
真面目に読むと心を消耗するだけ損をする
それだけの価値はない

2016-12-12 15:32 │ from  URL Edit

No title

差別を受けてたと言っても
確かに、日本人の多くはいじめを受ける側の性格に問題があっただろう、とか言うよな。
身近な所ではミスユニバース日本代表のハーフとか。
日本人の心が汚いはずは無いと「思い込みたい」輩が一番やっかい。
そんな感覚がまかり通ってるので、東日本の被災者の子供を差別する教師まで出てくる始末、嘆かわしい。

2016-12-12 18:01 │ from URL

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