【乙嫁語り:2巻】海外「男だってピンクの表紙の漫画を楽しめるんだぜ?」 - 海外の反応 カレー語 -華麗なる誤訳-


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【乙嫁語り:2巻】海外「男だってピンクの表紙の漫画を楽しめるんだぜ?」

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©️森薫/エンターブレイン

今回は『乙嫁語り』の2巻です。

関連記事:【乙嫁語り:1巻】海外「森はキャラに命を吹き込む素晴らしい仕事をした」

巻が違っても同じ漫画のレビューだと似たような内容ばかりでつまらないかな、と思ったのですが、1つ面白そうなレビューもあったので翻訳してみました。
しかし、また荒れそうな・・・。どうか今回もお手柔らかにお願いします。
では、『乙嫁語り』2巻の海外の反応です。

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『乙嫁語り:2巻』海外の反応


評価:★★★★★ / すごく良く描かれてる!!!
内容がすごく魅力的。正直、漫画の中のバカバカしくて青臭いロマンスに嫌気がさして、長いこと漫画を読んでなかったんだけどね。で、この漫画を見つけて惹きつけられたの。絵が綺麗なだけじゃなくて、プロットに説得力がある。舞台の背景も歴史的視点に基づいているから、もし歴史が好きなら絶対に退屈することはないわ。他にまだ何か必要かしら?
今まで漫画を買ったことなんてなかったんだけど、これをネットで読んで、買わなきゃって思った。
ハードカバーにはすごく満足したわ。なんていうか、漫画をもっと優雅に見せる?うまく言えないな。とにかくこれが大好きよ。
森薫はとても熱心なアーティストね。
名前を覚えるのは苦手なんだけど、この漫画家は別。

評価:★★★☆☆ / 迫力あるアートに退屈な少女漫画的な性差別
私は女性や少女に関するコミックスを学術的視点から研究しています。
ですので、このシリーズの1巻を読んだ時、その芸術性だけでなく、興味深く力強い、アミルというキャラクターにも感銘を受けました。
しかし、その力強さは、2巻の冒頭から坂を転げ落ちて行き、続く章でもただ真っ逆さまに落ちていくのみでした。
これが大半の少女漫画が持つ物語の法則なのです。

1. 女は強く、自立しており、庇護者やリーダーに適している。
2. 女が、あどけなく弱い、または子供っぽい男に出会う。
3. 男が成長するにつれ、女は徐々にその男に恋に落ちる。
4. 女は段々とその男に頼るようになる。
5. 弱く、無力になった女を男が助ける。彼女の無力さが男を強く見せる。
6. 女は強く気高くあろうとするけど、うまくいかない。彼女の恋の相手がシリーズを通して、彼女を繰り返し助ける。
7. 物語は、それぞれの性別が「あるべき場所」に収まって終わる。

この漫画は他の多くの女性が主人公の漫画と同様に、この方向に向かっています。アミルが、「苦悩する乙女」という昔ながらの役割に追いやられるのを見るのは悲しいものです。
漫画家たちには、そのような使い古された慣習に従うのをやめることで、この性差別と不正確な社会的動態を変える力がありますが、彼らがその慣習から外れるのは稀なことです。
もしあなたが、女性を力づけてくれる物語を探しているなら、1巻を読んだ後は、別の作品をお探しなさい。
『乙嫁語り』は、この素晴らしいキャラクターに焦点を当てるのをやめ、彼女を「弱い性」に変えてしまいました。
『少女革命ウテナ』、『セーラームーン』、『Maximum Ride(訳注:アメリカのヤングアダルト小説)』、『カードキャプターさくら』、『魔法騎士レイアース』がオススメです。
性差別を別にしても、アミルが物語の中心にいないと、物語は亀の歩みのようです。

とは言うものの、作画はとても素晴らしく比類するものはありません。世界中探しても森のスキルに匹敵するものはそう多くないでしょう。ただ、彼女にはより良い話作りが必要なだけです・・・。


乙嫁語り 9巻

評価:★★★★★ / 男だってピンクの表紙の漫画を楽しめるんだぜ?『乙嫁語り』という漫画をな。
もしお前がもう1巻を読んだんなら、この漫画の美しさをもう知ってるだろう。でも、もしまだなら、俺が説明しよう。
この漫画は、すべてのページがきめ細かく細部に渡って書き込まれた、素晴らしいストーリーを持った傑作だ。
男でも女でも楽しめる漫画だ。ピンクの表紙かもしれんが、『乙嫁語り」ってタイトルかもしれんが、お前がこの作品にチャンスをあげれば、失望することはない。

評価:★★★★★ / 相変わらず素晴らしい
『乙嫁語り』は人生の一片を切り取った物語だ。物語に重要な要素は拾いやすいので、この巻単体でも楽しめる。とは言え、1巻の続きであり同じキャラクターたちが登場するので、1巻から読み始めるのが良いだろう。
このレビューではどちらの巻のネタバレもしない。
2巻は引き続き、夫と新しい家族と共に、新しい村での生活に適応しようとしているアミルに関してだ。物語前半は1巻から少しペースを上げている。
物語の焦点は、新しい家に馴染んだアミルが、収拾のつかなくなった彼女の旧家と微妙な政治的問題を抱えることになってしまったことだ。
森はいつものごとくキャラクターに焦点を合わせ、彼らのリアクションから物語の収束まで全てが自然に展開していく。
後半は再び落ち着きを取り戻し、うずまく感情や、伝統の重さ、そして、変わらぬ日常の中に訪れた変化を伴った最後で、物語を魅力的なものとしている。
私はその全てを本当に楽しんだ。
ちょっとしたキャラクターの瞬間や、伝えられた感情の深さが、この漫画を個性的で特別なものとしている。
森が与えてくれる、今日の考え方とは違う生き方と時代へ触れる機会は、それ自体が素晴らしい偉業だ。
未だかつて見たこともない見事なアートも『乙嫁語り』の素晴らしさの1つだ。完璧な構図に淀みない流れ、正気の沙汰とは思えないレベルの細さ、素晴らしい表情に身ぶり。すべてのページのすべてのコマが丁寧に描かれており、非常にクオリティが高い。
まとめると、『乙嫁語り』の2巻は、1巻と同じぐらい素晴らしく、アミルとカルククの世界と生活の魅力を広げている。
強くオススメする。
翻訳元:Amazon(https://goo.gl/OSOKUO)
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コメント
非公開コメント

No title

やっぱりあの描き込みはすごいものね。 BASTARDも評価してあげて

2016-12-26 10:11 │ from  URL

No title

管理人さん大丈夫これくらいじゃ荒れないよ。
乙嫁のすごさ素晴らしさは誰だって知っていることだし評価は変わらない。
荒れそうなそのコメントを見てもそういう見方をする人もいるんだね、
恐らく続きを読まないだろうこの人がかわいそうで終わり。

だと思う。

2016-12-26 10:24 │ from 名無しさんURL

No title

差別がどうこうって、フェミニストは頭おかしいんじゃねぇの?

違法ダウンロードを告白しておきながら、漫画の表現について文句を言う馬鹿もいるし、キチガイの見本市だな。

2016-12-26 10:38 │ from URL

No title

おお、もう、フェミニストになると時代背景も何も理解できなくなっちゃうの?
一巻感想でも、12歳が20歳と結婚なんて児童虐待だの何だのいう感想が散見されたなあ

2016-12-26 11:06 │ from URL

No title

> 女は強く、自立しており、庇護者やリーダーに適している

定番キャラなのは、強く自立して見えるが、少し虚勢はってて未熟さもあるみたいのじゃないか?
彼女らは弱くなるというより、単に弱さを隠していたり無自覚だったりするものを
周囲との関係の中で、曝け出したり、自分の弱さを見つめなおしていたりするだけじゃないか?
完成されてない主人公が成長していくストーリーのが盛り上がるから必然そういう展開は多い

ヒーローがヒロインを繰り返し助ける話の一因は、作家の引き出しの問題だし
そもそもがカッコイイヒーロー像を望む少女向けの話だから当然っていうだけだったりもする
また、そういうありきたりな展開の背後で大きなストーリーが少しずつ進行してたりする

べつに男を女を従える存在として描きたいわけでも
女を男に従う弱々しい存在として描きたいわけでもない

漫画は大衆娯楽なんだからフェミニストが啓蒙的作品を期待すること自体がちょっと的外れだと思うなあ

ぶっちゃけアミルの場合はそういう類型にあてはまるとも思えない
別にアミルは弱くなってるわけでもないし、少女漫画で女が男にほれちゃアカンのかといいたい
あふれでる異国情緒が森薫の丁寧な筆致で描かれるのを素直に楽しめればいいのにね

2016-12-26 11:21 │ from URL

No title

どこの世界にも基地外がいるという話だね
いいじゃん、フェミナチへの嫌悪が増すことは喜ばしいw

2016-12-26 11:22 │ from 名無しさん@PmagazineURL

No title

ピンクの表紙の漫画って今月号のCOMIC LOのことかと思った

2016-12-26 12:00 │ from URL

No title

なんかこのフェミ他のレヴューも性関連、若しくは無理矢理性に絡めて箇条書きにして偉い剣幕で批判してるなぁ
しかし殆どのレヴューが共感されてないのに、ちょっとは自分の意見を見直そうとは思わないのかね

2016-12-26 12:14 │ from 名無しさん@PmagazineURL

No title

フェミナチ来たー!w
アミルが悩むのは「弱い性」じゃなくて「弱い人間」だからだし、弱いのは「人間の本質」なんだから人間の本質を描こうとすれば弱い部分をクローズアップすることになるのが当たり前。フェミナチが思い描く完全無欠な理想のヒロイン、そんなのを登場させて感情移入する読者がいるか?他人の作品はお前のプロパガンダでもオナネタでもねーんだよ。

2016-12-26 12:45 │ from 名無しさんURL

女だけど欧米のフェミナチには狂気を感じる。
でも真夜中に女一人で外を歩けない治安の国に住んでたら、これくらい全方向に攻撃的なバーサーカーじゃないと潰されちゃうのかな…とも思う。
現代日本に生まれた幸運を噛み締める。

2016-12-26 13:00 │ from 匿名URL Edit

No title

>差別がどうこうって、フェミニストは頭おかしいんじゃねぇの?

そういう考え方もあることも尊重してください。あなたの考え方も尊重します。
女性の率直な考えをフェミニストという言葉で敵意と悪意を持って論じるあなたこそ
この作品を語る資格はないのではと「フェミニスト」の私はそう思います。

2016-12-26 13:22 │ from URL

No title

>私は女性や少女に関するコミックスを学術的視点から研究しています。

この人に賛成はしないけど
こういう人が居るっていうことやその意見を知れるのはとてもいいこと。
管理人さんにはこれからも色んな意見を訳して欲しい。

2016-12-26 13:57 │ from   URL Edit

No title

>『少女革命ウテナ』、『セーラームーン』、『Maximum Ride(訳注:アメリカのヤングアダルト小説)』、
>『カードキャプターさくら』、『魔法騎士レイアース』がオススメです。

このあたりを
「少女に短いスカート履かせた性的搾取のポルノ」
って批判するフェミニストもいるし、
ようわからんけど面白いよね。


まあフェミニストの中ではこの人の方が対話可能な感じはする。
女の肌がちょっとでも出たら「ポルノ」っていうタイプは会話不能だもんな。
この人に銃夢とか読ませたらなんていうのかな。

2016-12-26 14:08 │ from   URL Edit

No title

大丈夫なんかねぇ。漫画と現実を混同したようなのが突撃しそうな。

2016-12-26 17:27 │ from URL

No title

管理人さん、今回も興味深い翻訳ありがとう!

今回も面白いレビュアーがいるなw
好みに合わなかったら低評価レビュー書きたくなるのは分かるけど
日本ではあんまりつかないタイプのレビューで笑えるw
ウテナにセラムン、さくら、レイアース…好みは自分とそっくりだが
女性に力をくれる作品だとは思ったことは無いなー、色んな考え方があるもんだ
どれも架空のファンタジーで非現実的な面白い作品と認識してるわ

しかし、アミルは現代女性からしても力強くたくましいと思うんだけどな
獲物を狩って、解体したり、旦那を担ぎ上げたりw
そして、ピンクの表紙にめげずに買った海外の男性読者に幸あれ~
本当に海外ではピンクは女性の色扱いなのですねぇ

2016-12-27 01:37 │ from URL

No title

フェミナチがレビュー書いててワロタ

2016-12-27 15:17 │ from URL

No title

>>この作品を語る資格はないのではと「フェミニスト」の私はそう思います。

横からだけど
結局、気にくわない言論を「語る資格はない」と封殺してるだけじゃねーか
つまりお前が証明しているのだよ。自分の嫌悪感を前に相手の感情や理屈を尊重なんてできないって
この手の手合いは自分は善でアタマが良いと思っていて自己を反省することが無いので、言ってることを自分で裏切っていると認識できもしないな

2016-12-27 17:41 │ from  URL

No title

19世紀後半中央アジア、イスラム圏でフェミニンな描写をせよと?
日本の時代劇で、侍が民主主義的に描かれてないとイヤだというくらいに狂ってる

2016-12-28 04:15 │ from 名無しさん@ニュース2chURL

No title

>そういう考え方もあることも尊重してください。あなたの考え方も尊重します。
これ後の文で全く尊重してないよね
ていうかあのレビューは定義通りのフェミニストで、そのレビューの中身自体が悪意のレッテル貼りだらけなのに、敵意を持ってフェミで括るなってなんかおかしくない?
あの押しつけがましいレビューが率直な意見なら、その批判も率直なそれでしょうよ
そして最後にフェミニストの私は~なんて予防線入れる徹底ぶり
他人の意見を批判したいけど、自分は批判されたくないという感情が見え見えで嫌だわ~
自分では上から諭してるつもりなんだろうね

2016-12-28 05:30 │ from 名無しさんURL

> アミルが悩むのは「弱い性」じゃなくて「弱い人間」だからだし、弱いのは「人間の本質」なんだから
> 人間の本質を描こうとすれば弱い部分をクローズアップすることになるのが当たり前。

それだよね
女性キャラ全般に対してそんな描写を一切認めないというのなら、それは女性型をした完全無欠の超人
現代の強いフェミニストはそれで良いのかもしれないが、そうでない面を少しでも持つ女性や
過去の時代や西洋と異なる文化圏に生きる女性は、フェミニズムから人間扱いされず存在すら許して貰えなくなってしまう
それって何の為にある思想なの?と甚だ疑問に思う

2016-12-28 10:34 │ from あURL Edit

まあ、フェミニストって言いたがる人は大体あんな感じだから、誰も意外とも思わないでしょw
自分から楽しめる範囲は狭くするのは勝手にすれば良いけどねー

2016-12-30 06:05 │ from URL

No title

過去記事にコメントするのはあんまり意味がないんだけど。
自己満足でしかないんだけど。

例の「研究者」について。
多分、欧米の人特有の【進んでる/遅れてる】で他者を(無意識に)二分したがる、ってのがひとつ。
向こう(つまり先進国、日本を除く)では、【封建的なもの】(この場合は女性像)が、常に現在進行形で叩かれる(叩かれ続けてる)ことに対する「恐怖」とか「対抗意識」が、染み付いてるってのが、ひとつ。
「対抗意識」って適当に書いたけど、「やられたらやり返せ。やられる前にやれ」という意識が、あるんじゃないかなあ?

ええとつまり、「フェミニストにとっての最大の敵」は「フェミニスト」なんだよ、きっと。

森薫自身は、「個人的なフェチ」とか「浪漫」でくくってるようだけど、
要は、今上に書いたような「面倒くささ」から最も遠い場所を選んだわけで、
「今現在書かれ、読まれるもの」でありながら、
「嘘でないもの」「いろんなイデオロギーやらなんやらと対立しないもの」が、
どうにか成立する「物語空間」を見つけ出したわけだ。

少なくとも【古い物】を賛美するような漫画じゃない。
んでも、少なくとも日本では、他の先進国と違って、【両方の良さ】を等分に捉えようとするし、
(読者の内面では)それらは、けして対立しないし、矛盾しない。
(ご都合主義とも、自己欺瞞とも言いいますが…)

「研究者」を名乗り、「漫画」を素材としてなにかを語ろうというなら、
こういった「漫画のあり方/受け止められ方」とか、
それらの土壌となっている「日本文化」(他の先進国に比べ、専業主婦指向が高いとか、敵味方を善悪で簡単に書き分けないとか、諸々)に対する見識が、無さ過ぎるね。

恐らく、「自分にとって都合の良いもの」や「自分を正当化してくれるもの」を、「発見」するために、その媒体として漫画を手にしているんじゃないのかな?

そうであれば、
彼?彼女?は、けして「よい批評家」ではないし、
ましてや「よい読者」ではけしたないでしょう。

2017-06-03 13:48 │ from URL

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