【ジョジョの奇妙な冒険:四部】海外「スタンドが持つ能力の制限は作者の想像力のみだ」 - 海外の反応 カレー語 -華麗なる誤訳-


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【ジョジョの奇妙な冒険:四部】海外「スタンドが持つ能力の制限は作者の想像力のみだ」

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©️荒木飛呂彦/集英社

今回は『ジョジョの奇妙な冒険』の第四部『ダイヤモンドは砕けない』です。
それまでの三部とは雰囲気が打って変わって、「冒険」というよりはサスペンス的要素が強くなっています。
私は、ジョジョの中では四部が一番好きです。
海外でも四部はそれまでの部と比べて格段に良くなったという声が多かったです。
では、『ジョジョの奇妙な冒険:第四部』の海外の反応を見てみましょう。
つい最近アニメ化もされましたが、漫画版の方の反応です。

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『ジョジョの奇妙な冒険:四部』海外の反応


評価:★★★★★★★★☆☆
『ジョジョの奇妙な冒険』はとても長い間連載されている作品だ。もう二十年以上になる。しかし、このシリーズを読み始めるに当たって一番の障害はその長さではなく、本当に面白くなるまで時間がかかるという点だ。
誤解しないでほしい。最初の三部もそれぞれの良さを持っている。しかし、それらは明らかに古く、今日ではそのキャラクター描写と語り口において精彩を欠いている。最初の三部を読んでいる間も、もちろん楽しめたが、さほど夢中にはなれなかった。

そこに第四部が現れ、驚くほど良くなったシナリオで私を捉えた。
四部は再び日本を舞台としている。今度は杜王町と呼ばれる小さな町だ。物語は三部終了から数年後、承太郎が彼の祖父の非嫡出の息子に当たる東方仗助という少年を探すために、町を訪れるところから始まる。当然のごとく仗助もスタンド使いであり、その後2人は何やらきな臭い出来事に巻き込まれていき、ついには恐ろしい一連の殺人事件を発見し、その犯人を探し出すことになる。

四部を本当に輝かせているのは、それまでのアクションがメインだった三部までと違い、キャラクターの掘り下げに焦点を当て、サブキャラたちをも驚くほど生き生きと印象的に描いている点だ。
主人公の仗助は、承太郎を大きく改善した感じで、より魅力的なスタンドを持っており、カリスマ性を持ったメインキャラクターだ。ジョセフに似ているところもあるが、十分な違いは見られる。
サブキャラたちも素晴らしい。腰抜けからイケてる男へと返信した康一、敵から仲間になった(だが、アホなままの)億泰、傲慢で鼻持ちならない天才漫画家の露伴、そしてもちろん忘れてはならない、メインの悪役吉良吉影(シリーズ最高の敵でもある)。

戦闘も能力も、三部より遥かに独創的で面白い。荒木は作品のコンセプトに制限などないことに気づき、『ジョジョの奇妙な冒険』というそのタイトルの背負った期待に応えようと努力しているように見える。
吉良との最後の戦いは、シリーズ全体を通しても最高のシーンの1つだ。

また四部は絵柄が独自の個性を見せ始めた時期でもある。シリーズの最初の方は『北斗の拳』のような見た目だったが、ようやく今日現在この作品を有名なものとしている、よりリアリティがあり、とても派手で素晴らしい絵柄へと変化し始めた。
ストーリー後半の絵柄はとても素晴らしく、ジャンプの歴史を通して見ても、かなり良い部類に入る。

基本的に『ダイヤモンドは砕けない』は良くできているが、それでも欠点はある。
キャラクターたちは素晴らしいのだが、話が進むにつれ彼らの多くが退場していく。これは彼らの持つ可能性を無駄にしている。
吉良のメインプロットが始まった途端、多くのキャラが重要ではなくなる。
また、荒木は、強力すぎる承太郎のスタンドを持て余し、物語のテンションを保つために、事件を解決するときに彼が周りにいないように仕向けている。
更に、メインプロットが始まるまでにはかなりの時間が掛かる。そこに到達するまでの間もとても楽しんで読んだが、物語が本当に輝き始めるのはそこからだ。

これらの問題はあるにしても、四部はそれまでと比べて大きく向上している。『ダイヤモンドは砕けない』以降、シリーズはとても良くなり、ストーリーはもはや古臭くも味気なくもない。

評価:★★★★★★★★★☆
四部は僕のお気に入りの『ジョジョ』だ。
ストーリーが最高だ。四部はカーズやディオのような強いキャラはいないけど、代わりに、ただ平和に生きたいと思っている殺人鬼が出てくる。
三部の時より歳を取ったジョセフを見られたのも良かったけど、承太郎は服装を除いて、三部の時からまったく変わっていないように見える(どこからが彼の帽子で、どこまでが彼の髪なのか未だに分からない)。

僕の新しいお気に入りである康一が由花子と付き合うのはなんだか可愛らしい。それにみんなが康一からそびえ立っているように見えるのも面白い。
虹村億泰は楽しくて、グループを明るくしている。
他にも物語には親しみを感じられるキャラクターたちがいる。間田敏和、重清、トニオ・トラサルディー。岸辺露伴は僕の個人的お気に入りだ。

本当に四部を楽しんだ。彼らがアニメ化してくれることを願っているよ。

評価:★★★★★★★★★☆
『ジョジョの奇妙な冒険は』おそらく最も独創的なアクション漫画だ。キャラクターの能力(スタンド)が持つ制限は、作者の想像力のみだ。四部はこのシリーズで僕が読んだ中でも、最も独創的な想像とストーリーを持っていると思う。
他の部とはかなりトーンが異なっている。『ダイヤモンドは砕けない」はシリアスなアクションより、日常コメディ的な側面が強い。シリアスなプロットは期待しない方が良い。
それでも、奇抜なキャラクターと独創的な戦闘が、この部でピークに達した荒木の芸術と相まって、信じられないほど面白くなっている。


ジョジョの奇妙な冒険(第4部) ダイヤモンドは砕けない 文庫版 コミック 18-29巻セット (化粧ケース入り)
翻訳元:MAL(https://goo.gl/q30oQc)
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コメント
非公開コメント

No title

>荒木は、強力すぎる承太郎のスタンドを持て余し、物語のテンションを保つために、事件を解決するときに彼が周りにいないように仕向けている。

凄い的外れな指摘だわ。
そもそも4部の主人公は承太郎じゃないし。

2016-12-28 09:26 │ from  URL Edit

No title

アヴ→アホ→フーゴ→アナスイの系譜があるのにw

2016-12-28 11:54 │ from  URL

No title

>荒木は、強力すぎる承太郎のスタンドを持て余し、物語のテンションを保つために、事件を解決するときに彼が周りにいないように仕向けている。


まぁ実際承太郎は後半あまりでないよね。スタンド使い同士は引かれ合うものなんだろうけど、吉良追う為の行方不明者捜索や論文のヒトデの観察とかで外出してても吉良が出てきてからスタンド使いに会わないし・・・

2016-12-28 14:55 │ from URL Edit

No title

初期の絵柄が北斗の拳に似ているのはアシが原哲夫の弟子筋の人だったからだろう。
あとキャラが硬かったんだよね。確かに四部になってから各人物ともよく動くようになった。

2016-12-29 00:00 │ from 名無しさん@PmagazineURL

No title

4部と5部が特に面白いな
アニメシリーズの監督も元々4部・5部が好きだったらしいから、
4部までたどり着けて本望だろうな

2016-12-30 01:59 │ from URL

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