【この世界の片隅に】海外「僕たちが必要としている種類の戦争映画だ」 - 海外の反応 カレー語 -華麗なる誤訳-


【この世界の片隅に】海外「僕たちが必要としている種類の戦争映画だ」

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© こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会


今日もまた『この世界の片隅に』の海外の反応です。
いい加減食傷気味かなとも思いましたが、せっかくなので面白そうなレビューは最後まで一通り拾うことにしました。
今回で一通り終わったので、明日以降は別の作品の翻訳をしますが、また気が向いたら『この世界の片隅に」の、今度はもっと長文のレビューを書いているサイトのを翻訳しようと思います。

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『この世界の片隅に』海外の反応


評価:★★★★★
私はいつも素晴らしいストーリーを持った映画を探しており、この映画もまたそんな映画の一つだ。
最近この映画のトレーラーを目にして、その音楽とアニメーションに興味を惹かれた。
初めてこの映画を見た時、感動のあまり正直泣いてしまった。
以下にレビューを記す。

ストーリー:
映画の概要全てをここに記しはしないが、第二次大戦の日々の生活にもがく、すずという名の18歳の少女の物語だ。
何人かの人間は、この映画は日々の生活を微に入り細に入り描き過ぎているため退屈だと言っているようだ。
個人的には、それこそがこの映画を本物(つまり私たちの若い主人公の足跡を辿ること)にしていると思っている。
もし君がスローペースの映画が好きでないならお勧めはしない。

アニメーション:
私は伝統的な手書きの絵が好きだ。炭と絵の具による断続的なアニメーションには圧倒された。荒廃した時代を描いているにも関わらず、このアートスタイルによって映画はよりカラフルに描かれ、見るもののストレスを軽減している。もし君が私のような芸術狂ならこの映画のアートを楽しめるだろう。

暴力:
既にご存知だろうがこれは戦争映画だ。暴力的なシーンはあるが私にとって身のすくむようなシーンは2箇所だけだった。この映画のレーティングは適正になされていると言える。13歳以上というレーティングはこの映画に適している。おっと、しかし付け加えるならその暴力度合いも『火垂るの墓』に比べれば柔らかなものだ(悲しさという点で言えば『火垂るの墓』の方が遥かに悲しい映画だろう)。

ロマンス:
キャラの掘り下げをするのに丁度良い度合いのロマンスだ。この映画は家族愛に関するものだ。時に、あまりに過酷な状況に希望を無くすことがあったとしても、愛する者たちと共に笑うことが如何に世界をより良い場所に見せてくれることか、君は驚くだろう。これはこの映画が私に教えてくれた多くの事柄の一つだ。

結論:
私に言えるのは、とにかくこの映画を見てくれ、ということだ。私が初めて見た戦争アニメ映画は『火垂るの墓』だった。幼い頃に見たため、絶望の中他者と自分自身のために生きること現実に酷く打ちのめされた。個人的な意見だが、過去と比べることで今現在私たちが持っていることに感謝の念を持てるという面で、こういった映画を人に見せるというのは良いことだと思う。そして何より、過去こそが今現在の私たちを形作っているのだ。
機会があったらこの映画を見てほしい。私がそうだったのと同様あなたもこの映画を好きになってくれると良いのだが。

それでは良い1日を!

評価:★★★☆☆
私は普段コメントとかそういったものを書かない。しかし、中国人としてこの映画に対して複雑な感情を抱いたのでここに吐き出すことにした。あまり英語は上手くないのだが許してほしい。
私はアニメのファンで、多くのアニメを見てきた。まず第一にこの映画は良くできている。作画は美しい。話の運び方は少しゆっくりしているが、退屈などということは全くない。
物語はシンプルで気楽な生活を送る「すず」の子供時代から始まる。戦争が始まり全てが変わる。日本人の日々の生活は日に日に苦しくなっていく。ついに日本のシンボルとも言うべき大和が沈む。そして、広島と長崎に落とされた、人類の戦争の歴史の中でもとりわけ悲惨な二つの原爆によって戦争は終わる。
映画は戦時中の日本の人たちの悲惨な生活を描いている。大和が建造された呉は、多くの被害を生んだ米軍の空爆に晒され続けていた。戦争は人々の日々の生活を、愛する者を、そして夢を奪った。ただただ悲劇だけを生んだ。第二次大戦以来70年以上が過ぎるが、新たな世界大戦は起きてはいない。しかし、戦争がこの世に何をもたらしたのか、誰も、決して、忘れてはならないのだ。
物語の終わりでは、全てが破壊し尽くされたように見えた。しかし、この世界の片隅で人生は続くのだ。人の精神は完全に打ち砕かれはしない。人々は彼らのコミュニティを、街を、そして希望を再興しようと努力した。
私がこの映画でただ一つ納得できないのは、あの時代の日本人、日本政府に対する姿勢だ。米軍の空爆は悪として描かれている。原爆は日本人にとって最悪の犯罪だ。しかし、日本人や日本政府に対する非難は見られなかった(多分描かれていたのだろう。しかしそれを強く感じることはできなかった)。私の意見では、これは完璧に間違っている。日本人が戦争を始めたのだ。主に日本の侵略によって、あの戦争で2,000万人以上の中国人が死傷したのだ。日本がパールハーバーを空爆し、戦艦アリゾナを沈めたのだ。戦争の最後の日まで、日本政府は最後の一人まで戦い抜くと主張したのだ。そして日本人はそれを支持していたのだ。まさにすずが映画の中でしたように。すずは最初から戦争が好きではなかった。それは分かる。彼女が政府を支持していたのは戦争を支持していたからではない。ただ今までの苦しみを意味のないものにしたくなかっただけだ。それは分かる。しかし、日本人の誰も戦争を支持しなかったのか?政府だけの罪だったのか?そうは思わない。日本政府と戦争を支持した者たちこそが最も責められるべきなのだ。彼らが壊したのは自分たちの生活だけではない。多くの無辜の者たちのそれをも壊したのだ。
こ れ は 決 し て 忘 れ ら れ る べ き で は な い。
結論として言えば、良い映画だ。だが高得点を付けることはできない。

評価:★★★★★
僕のルームメイトがこの映画をNetflixで見つけて見てみようって言ったんだ。彼は以前この映画を飛行機の中で見だんだけど、途中で寝てしまったから。つまらなかったからじゃない。ムードやトーン、アートスタイルがのんびりと落ち着かせる感じだったからだ(僕らが好きな『ふらいんぐうぃっち』や『ゆるキャン△』みたいな感じだ)。
だから、僕らはまたのんびりしたアニメ映画を見るぞーって感じで見始めたんだ。
期待とは全く違ったけど(『ふらいんぐうぃっち』や『ゆるキャン△』みたいって言ってたのに!!!!T___T)、時間もお金も無駄にしたとは全く思わないよ。
僕らはあの時代の日本の歴史にはそれなりに詳しいんだけど、それでも映画を見終わって数時間は言葉がなかったよ。
映画のストーリーに、天然少女が女性となったキャラクターの成長に、彼女が経験した全てに、彼女が失った全てに、そして彼女のもとに戻ってきたものたちに、全てに圧倒された。
他の大半の第二次大戦映画と同様、これはのんびりした映画なんかじゃないし、子供向けの映画でもない。
でも間違いなく僕たちが必要としている種類の戦争映画だ(ここ最近の世界情勢を考えるとね)。


ありがとう、うちを見つけてくれて 「この世界の片隅に」公式ファンブック

翻訳元:【Amazon

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コメント
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No title

そして中国人コメに対する反応だらけになる

2018-05-21 20:25 │ from URL

No title

主義主張が強くないことこそがこの映画の良いところなのだけど、
それがないことを非難する人はやはりいるのだなあ。
日本人に生まれると、子供の頃からそういう映画は飽きる程見るのです。
侵略戦争が悪いことなんて今更新しい映画を作らなくても皆知っているのです。
その上でこの映画のリアルがしみるのです。

現在進行形ではなかなか己を省みるのは難しいかと思いますが、
中国の方も是非自分たちの国が「今」何をしていて、自分達がそれに無関心か、
あるいは積極的に支持しているのか、反対しているのか、振り返る良い機会かと思います。

2018-05-21 20:30 │ from URL

No title

>そして中国人コメに対する反応だらけになる

なんでそんなに反論を嫌うのかなあ?
特定アジアの人たちって批判される事に辛抱たらな過ぎ、上から下までな。

さて、お待ちかねの件の中国人に対する批判~♪

>私の意見では、これは完璧に間違っている。日本人が戦争を始めたのだ。主に日本の侵略によって、あの戦争で2,000万人以上の中国人が死傷したのだ。

それらも君らの政府が垂れ流した、一面からの批判に過ぎんのだ。
あのとき君らがわれわれの政府を批判するように、君らは君らの政府を批判できるのかい?

>日本政府と戦争を支持した者たちこそが最も責められるべきなのだ。彼らが壊したのは自分たちの生活だけではない。多くの無辜の者たちのそれをも壊したのだ。

君らが無辜の存在とでもいうなら我々は、いや私はわが祖父母の為に君らの、政治臭く浅薄な正義の為に軽蔑する、それだけだ。

2018-05-21 22:44 │ from ななしんURL

No title

長崎事件、通州事件、黄河決壊事件、通化事件、ポルポトや北朝鮮支援、そして現在のチベット、東トルキスタン、内モンゴルを見てみると、第二次大戦前、第二次大戦中、中国が守勢一方だったのは、中国人に他国を侵略する意図が無く、無辜で善良だったからというわけではなく、その時の中国に他国を侵略する力が無かっただけであったというのがよくわかる。

日本人も中国人が何をしたか、今何をしているか、しっかり覚えておかなくてはならない。

2018-05-21 23:00 │ from  URL

No title

政治的なこと以前に、この中国人は映画のリテラシーが低い
「日本の軍国主義は悪だった」のだとしても「正しいこと」を声高に叫んだらそれでよい作品になるわけじゃないというのが分かっていない
大抵の人は見れば自然とそれを理解してこの映画に感嘆するわけで、別に難しいことじゃないんだが
米軍の攻撃は「悪」としてではなく、淡々とリアルな「脅威」として描かれているということも読み取れていないし、要するにレビュアーとしてかなりレベルが低い

2018-05-22 00:05 │ from URL

No title

>米軍の攻撃は「悪」としてではなく、淡々とリアルな「脅威」として描かれているということも読み取れていないし、要するにレビュアーとしてかなりレベルが低い


読み取れてないのではなく、意図的にやっていると思う
中国人の得意な事実を少しづつ歪めるやり口

2018-05-22 01:24 │ from  URL

No title

>なんでそんなに反論を嫌うのかなあ?
>特定アジアの人たちって批判される事に辛抱たらな過ぎ、上から下までな。
反論を嫌う?特定アジアの人たち?決め付けやべーな
普通のレビューの記事は過っ疎過疎なのに日本叩きには面白いように釣られて書いちゃうのが笑えるだけ

2018-05-22 01:32 │ from URL

No title

「今現在」他国を侵略、虐殺、民族浄化してる中国人ってなにか言える立場か?
犯罪者に道徳語られてる気分なんだが?
その意見だとお前の国の蛮行を国民全員に責任を問ういてもいいらしいなw
無知で知能が低くあっさい意見だわ。もし中国が敗戦したら全員虐めたおしてやるよ。

2018-05-22 05:15 │ from aURL

No title

笑えるかなんなんだろう、意味のある言葉で話して欲しい

2018-05-22 05:27 │ from   URL

No title

このレビュアーに罪はない
中国共産党こそが最も責められるべき

2018-05-22 10:48 │ from URL

No title

いくら日本アニメが国際的に楽しまれるようになったとは言え、それぞれの国のそれぞれの人々は皆、それぞれの異なった環境でそれぞれの異なった価値観で世界〜日本国家を見ている。だから日本人からすると上記既出の様な各位の見識にも大いに納得するが、実際中国人他外国人にとってはそんな角度で見られない・尺度が存在しない立場の人が大勢いる。そんなだから、結局世界の人々は同じ価値観を共有できないし酌量もかなわず議論が交わることもない。結果人々は分かり合えないしいつまでたっても争いをやめず終わらせることも出来ない。皆自分こそが正義と信じて疑わないからだ。したがって中国人のそのような感想が出てもソレは当然で、我々としては、あぁそ~ですかソレは残念ですねで済ませるしかない。

2018-05-22 15:01 │ from  URL Edit

No title

コメントを入力ください☆書き手の匿名コメントに、人格性は通常、紳士淑女気取りにしか用いられない悪手米。なあに鉄板のお涙頂戴記述かましてセイロンぶってんだよってなもんだよね。ネットってのはお互いすれ違いざまに貶せる書き込み場だ、ゆえに自由だが責任も無い。ネットに落とされるのは、ホンモノでない連中のビミョーな評価だけだ。エセか否かの、判断基準があるだけでもありがてえのさ。

2018-05-22 15:10 │ from URL

中国人と戦争についてまともに話しあうだけ無駄

2018-05-22 16:33 │ from URL

No title

>このレビュアーに罪はない
中国共産党こそが最も責められるべき


そうは思わないな
通州事件、黄河決壊事件を主謀したのは、蒋介石率いる国民党だった
国民党は国共内戦後逃げ込んだ台湾でも、二・二八事件など白色テロで台湾住民の虐殺を行った
南シナ海の十一段線も最初に言い出したのは蒋介石だ
共産党も国民党もやってることは変わらない

2018-05-22 19:57 │ from  URL

No title

中国人のコメントが途中までは良かったのに、嘘やデタラメが入って台無し。
いまだに中国人は共産党の嘘歴史を妄信しているのか?

2018-05-22 21:48 │ from URL

No title

黄河決壊作戦で思い出したが
中国人を大虐殺したのは中国軍だった…

2018-05-22 21:49 │ from URL

No title

外国人がウソとヘイトまみれなプロパガンダを垂れ流す。
日本人が黙っていると、真実だから反論してこないとされる。
日本人が反論すると、真実をごまかすために反論しているとされる。
奴らは徹頭徹尾これ。

2018-05-24 16:10 │ from URL

No title

>日本人が反論すると、真実をごまかすために反論しているとされる。
奴らは徹頭徹尾これ。


それでも反論できるなら、反論しなければならない
国も国民も今まで反論してこなかったから、奴らの嘘が世界中に広まった
何十年と垂れ流されたプロパガンダが簡単に消せるわけがない
繰りかえし反論し、奴らがやった悪行も追及すべきだ

2018-05-24 21:51 │ from  URL

No title

>>中国の方

日本人が戦争を始めたのだ。主に日本の侵略によって、あの戦争で2,000万人以上の中国人が死傷したのだ。
日本がパールハーバーを空爆し、戦艦アリゾナを沈めたのだ。
戦争の最後の日まで、日本政府は最後の一人まで戦い抜くと主張したのだ。
そして日本人はそれを支持していたのだ。
まさにすずが映画の中でしたように。すずは最初から戦争が好きではなかった。
──それは分かる。
彼女が政府を支持していたのは戦争を支持していたからではない。ただ今までの苦しみを意味のないものにしたくなかっただけだ。
──それは分かる。
しかし、日本人の誰も戦争を支持しなかったのか?
政府だけの罪だったのか?
──そうは思わない。
日本政府と戦争を支持した者たちこそが最も責められるべきなのだ。
彼らが壊したのは自分たちの生活だけではない。多くの無辜の者たちのそれをも壊したのだ。

まじか~ぐっときたわ~
反日一辺倒の五毛野郎より、こういう理性的な中国人の日本責めコメントが一番キチィ・・・
なまじ日本軍のやってた事を考えるに、正論だわ・・・
日本軍には良い軍人や良い部隊も沢山あって、現地人と良い関係を保った事例も沢山あるけど、悪い軍人、悪い部隊も沢山おったのよ・・・忘れちゃいかんよ・・・

2018-05-27 06:40 │ from ペコロスURL

No title

>日本軍には良い軍人や良い部隊も沢山あって、現地人と良い関係を保った事例も沢山あるけど、悪い軍人、悪い部隊も沢山おったのよ・・・忘れちゃいかんよ・・・


この中国人は良い軍人や良い部隊(例えば黄河決壊事件の時の日本兵)のことなど一言も触れてないね。ついでに中国人のやった日本人虐殺(例えば通州事件、通化事件)も。また今現在行っている、中国の侵略も(チベット、東トルキスタン、内モンゴル)。



引用:戦争と殺戮ばかりの国・中国(黄文雄)

自国民虐殺だけでなく、異民族虐殺も中国では現在進行形の「犯罪」である。儒教の国である中国では、中華の民とそれ以外の民を厳しく峻別(しゅんべつ)してきた。中華以外の国は夷狄(いてき、未開の野蛮人)であり、獣と等しいと考える。そのため獣偏や虫偏をつけて「北狄」「南蛮」などと呼んできた。これを中華の徳によって文明人に変えることが「徳化(王化・漢化ともいわれる)」なのである。そして、儒教の発展理論である朱子学や陽明学では、天朝(中華の王朝)に従わない異民族は天誅を加えるべしという論となり、正当化されている。

 十九世紀末から現在に至るまで延々と続くイスラム教徒(ウイグル人)の大虐殺、十六世紀の明末から十九世紀の清末に至るまでの西南雲貴高原の漢人による少数民族のジェノサイド、辛亥革命後の満洲人虐殺、通州(つうしゅう)事件などの日本人虐殺、人民共和国時代の文革中の「内モンゴル人民革命党員粛清」に象徴されるモンゴル人大虐殺、チベットに対する数百万人の虐殺と文化抹殺、台湾人に対する二・二八大虐殺など、近代中国人によって行われた民族浄化の大虐殺……近代中国では、こうした人類に対する犯罪がまかり通っているのである。

2018-05-29 00:58 │ from  URL

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※1ちゃん大正解
牽制されてもなお映画の話そっちのけでその通りにふるまうとは

2018-07-14 16:13 │ from  URL

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