【ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序】海外「シンジのウザったい面の多くがカットされたのは素晴らしい」 - 海外の反応 カレー語 -華麗なる誤訳-


【ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序】海外「シンジのウザったい面の多くがカットされたのは素晴らしい」

今回は先日、映画4部作の最終作の特報版が映画館にて流れたとのことで話題となった『ヱヴァンゲリヲン』の『新劇場版:序』の海外の反応です。

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拾ってきた反応は『序』公開からさほど時が経っていない頃のものですので、その辺も考慮に入れて読んで頂けると幸いです。

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『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』海外の反応


2008年8月7日 評価:9点/10点
このレビューと映画を見る前に、君たちはもうオリジナルのエヴァシリーズを見ていると思う。もしまだ見ていないのならネタバレがあるから注意してくれ。

そう、これはエヴァンゲリオンの改良版で、4作続く映画の内の最初の作品だ。この映画はオリジナルシリーズの最初の6話をカバーしているから、ストーリーに大きな変化やびっくりするほど興味を引く点はない。でも、シンジの自己憐憫的でウジウジした苛立つような場面の大半は取り除かれてる。これは間違いなくオリジナルからの大きな進歩だ。

アートはとにかく素晴らしい。オリジナルも当時のアニメとしては素晴らしかったけど、それが更に良くなっている。CGの導入は間違いなく大成功だ。あらゆるシーンをより良いものにしている。特に戦闘シーン。使徒ラミエルは従来の手描きのものからCGに完全に置き換えられており、言うまでもないが、とても魅力的なシーンになった。CGの他の利用シーンはもっとさりげないところにも見られる。グラフ、コンピューターチャート、背景などだ。キャラクターたちのデザインはオリジナルと比べくっきりしているがその他の点ではあまり変わらない。この映画で本当に注目すべきはCGとの融合だ。

サウンドはオリジナルとあまり変わらないが、主にエヴァと使徒にいくつかサウンド・エフェクトが追加されてる。それから素晴らしいエンディング曲も。

シンジのウザったいイライラする面の多くがカットされたのを除けば、キャラクターはほぼ変わらない。つまり、間違いなく良い映画ってことだ。オリジナルではエピソードの半分ぐらいはめそめそした男を見続けなきゃいけなかったのに比べて映画ではたったの5分だ。それが映画をより楽しいものにしてる。

基本はオリジナルに忠実に、より良い作画と多少の変化が加えられており、オリジナルの本質を損なわずに、かつ全く同じものを見ているという気にもならないので、とても楽しく見られる。従来のファンを懐かしい気持ちにさせるのと同時に、新しい何かを見せてくれており見る者を敬服させる。

この映画はオリジナルの代わりに見ても必要なほぼ全てを知れる、エヴァへの新規参入者にとっての良い改作だ(もちろんオリジナルがいかに深淵で革命的だったかを知っていれば、それはお勧めできないが)。この映画を見た後、これに続く3作に大きな期待をを持っている。とは言え、最後の1作品に関しては若干の懸念も抱いてはいるが。

2010年5月3日 評価:4点/10点
僕はオリジナルのエヴァンゲリオンのファンだからこのレビューは話半分に読んでほしい。と言うか、この映画を見た者の大半はエヴァンゲリオンのファンだろう。だから、まずはこれを明白にしておこう。つまり、こいつはエヴァンゲリオンではないってことを、だ。
エヴァンゲリオンのように見えるかもしれない。エヴァンゲリオンだって言われている。
でも違うんだ。

映画はオリジナルの第1話から6話をカバーしている。オリジナルとほぼ同じストーリーで第5使徒の襲来のところまでだ。ミサトがシンジを迎えに来るところまでは忠実に再現されたシーンが見られ、その後彼らはこれでもかと言うくらいの速いペースで話し始める。セリフは馬鹿げたほど早く、1作の映画に可能な限り詰め込んでやろうという意図を隠そうともしていない。結果は最悪だ。
量のために質を犠牲にすることで、エヴァンゲリオンをエヴァンゲリオンたらしめていたペースを徹底的に破壊している。オリジナルには独特の雰囲気を作り出すロングショットが随所に見られたが、それが全て無くなっている。

事実、作品全体のスタイルが全くの別物に感じられる。濃く、鮮やかな色彩で、それはオリジナルシリーズのスタイルには全くもって合っていない。オリジナルから新しく立ち直したアニメーションだからとも言えるが、だが、エンド・オブ・エヴァンゲリオンはどうだった?あの作品はシリーズのスタイルを完璧に保ちつつ見事に描かれていた。

他の失われたものの一つとしてサウンドトラックが挙げられる。オリジナルシリーズのもう1つの魅力はBGMの少なさだ。セミの鳴き声によって静けさを強調するシーンも多かった。この作品はどうかって?ほとんど全てのシーンに音楽が挿入されている。これでは他のアニメと変わらない。エヴァンゲリオンのあるべき姿じゃない。その中のいくつかはガイナックスがエヴァンゲリオンの対極にある『グレンラガン』に使いそうなものですらあった。細かい粗探しのようではあるが、音楽を挿入するにしてももっと上手くやれただろうという気がしてならない。

それから吹き替えは最悪だ。演技が酷かったと言う点以外に(とは言えこれは声優の責任というより彼らが速く話さなければいけなかったせいだ)、オリジナルの声優がほとんど入れ替えられている。あまりマッチしていない声優にだ。いくつかのキャラクター、例えばトウジの声はオリジナルの声より良かったが、それでも大半のキャラクターの声には気が散った。そしてオリジナルと同じ声優さえも14年前と比べると全く違う声に聞こえた。特に顕著だったのはシンジの声を当てたスパイク・スペンサーだ。映画の前半ではシンジの声優が変わったのだと信じて疑わなかった。それも女性声優に、だ。残念なことにスパイクの名前はまだスタッフロールに残っていた。彼はこの14年間、シンジとその模倣キャラの声を当て続けてきただけなのに一体なぜこんなことになってしまったのか、とにかく彼へ下手な仕事をした。

この映画が批判の的になっているのはどうやら映画がオリジナルシリーズのようにはなろうとしていない、という点のようだ。問題なのはまず1つに、この映画を見る者はみなオリジナルシリーズを基準に評価をする、次に作品それ自体に説得力がないということだ。ペース、台詞回し、そして表面的なプロットによって、この映画はエヴァンゲリオンの後継たらしめることに失敗している。オリジナルシリーズがいつも唐突な展開で君を置き去りにしていたことを思い出してくれ。それが分速1マイルのペースで起きたらどうなるか想像できるか?この作品の新参がこれを見て理解できるとは思えない。

僕は庵野秀明は正気を失ったのではと心配していたのだけど、驚いたことにそれは正しかったようだ。この作品は完全に失敗作だ。エヴァンゲリオンを愛すべき作品としていた要素を何も捕らえておらず、オリジナルの持っていた欠点を浮き彫りにしているにも関わらず、それを何も解決していない。唯一の救いはいくつかの素晴らしい追加シーンで、これらは映画の他のシーンと比べても驚くほど良く出来ていた。特に最後にカヲルに関して多くの疑問を残した点は自作は大きく違ったものになるだろうという期待を持たせ、この映画を見る唯一のそして大きな理由となっている。

総括:何という期待外れか。2.0に期待しよう。

作画:8/10
ストーリー:5/10
音楽:5/10
声優:2/10
総評:4/10

翻訳元:【MAL
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コメント
非公開コメント

相変わらず外人のシンジ評はゴミだな

2018-08-07 22:12 │ from URL

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